スカパーの契約チャンネルを変更した。K-1観たいがために「フジテレビNEXT」を契約していたのだが、今年からPVになったため、放映が無くなった。金額的にあまり変わらず4チャンネルも観られる「J スポーツ」に変更した。ここではオランダのキック・ボクシング・イベント「イッツ・ショウ・タイム」が見られるからだ。早速先日行われた大会が放映された。
軽量級はあまり興味が無いため、ヘビー級を解説すると、まずはグーガン・サキvsメルヴィン・マヌーフ。サキは凄く良い。レベル的には四天王の次、ベスト8は間違いない。マヌーヌを完封した。レベルが違いすぎる。鉄壁のガード、上下打ち分けるコンビネーション、スピード、強烈なローキック、隙が無い。今年は優勝候補の一角だろう。全盛期のステファン・レコをワンランクあげたような存在だ。マヌーフはこのスタイルだときつい。このままかつてのGGのような門番的な役割となり盛り上げてくれるにちがいないが。
次はダニエル・ギダとアシュイン・バルラク。このバルラクは黒人でアーネスト・ホーストがセコンドに付いている。ギダ圧勝かと思ったら、アレクセイ・イグナショフのように攻めあぐねての、いつのまにやらの判定負け。シュルト戦やハリトーノフ戦もそうだが、パンチやハイ・キックの一撃がないため、ローに耐性がある体や心が強い選手には苦戦している。この課題をクリアしないと、ベスト4以上は難しいかも。バルラクは型が無い。荒削りでエロジマンをテクニカルしたような選手。ホーストからしっかり習えば、体もしなやかそうなので、そこそこいけそう。
バダ・ハリvsヘスディ・カラケス。カラケスはどこかで聞いた名前かと思ったら、シュルトに日本で善戦した黒人選手。技術もそこそこで体が強い。ハリの嵐のような攻撃を絶えしのいだ。シュルト戦もそうだが、このレベルの攻撃に耐えうり、打ち返す根性もある。凄く期待できる。2メートルの長身からの攻撃力を磨いたら、十分K-1チャンプの逸材である。あ、すでに「イッツショウ・タイム」のチャンピオンか。ハリはイライラしての反則だろう。それだけカラケスは強い。
未見だがK-1ルーマニア大会も行われた。アレクセイ・イグナショフが怪我で棄権したようだが、2勝したらしい。この前のハリ戦が刺激になったか。だんだんと良い方向に仕上がっているようだ。レベルはチャンピオン・クラス級だけに、このままトップ・レベルに戻ってきてほしい。
2010年6月2日現在のK-1ランキングを考えてみた。
1.セーム・シュルト
2.レミー・ボンヤスキー
3.バダ・ハリ
4.アリスター・オーフレーム
5.グーガン・サキ
6.アレクセイ・イグナショフ
7.ヘスディ・カラケス
8.エロル・ジマーマン
9.タイロン・スポーン
10.ダニエル・ギダ
こんな感じだろうか。個人的にはピーター・アーツ、ジェロム・レ・バンナに頑張ってほしい。あるいはここ最近連勝中のレイ・セフォーにも期待。ボクシングだが45歳でチャンピオンになったジョージ・フォアマンの例もあるし。まだまだ3人はやれる。
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