ここ最近の買取です。福岡市城南区で1960、70年代ロック・レコードの出張買取。兵庫県から「平凡」「明星」「近代映画」等の古いアイドル雑誌のインターネット宅配買取、福岡市中央区での古書組合にて1960年代ロックのシングル・レコード、バンド・スコアの仕入れがありました。
私自身の趣味としては矢沢永吉のライヴを殆ど買いそろえましたが、ストレートなロックン・ロールばかり聞いてた反動でしょうか、急に前衛音楽が聞きたくなって、サン・ラー、ゴング、ブリジット・フォンテーヌと3組のアルバムを購入しました。
3組に共通するのはリズムがアフリカ音楽に起源を持つような細かく刻まれたポリリズムだということです。色々な珍しい楽器を使用したり、コーラスが変わっていたり、曲の流れが劇的だったりと、前衛でありながらも、ノリがとても良いのです。大地に根ざしたようにボトムがしっかりしているので、奇天烈なことを自由に表現したとしても、頭でっかちに終わることなく、肉体に訴えかけてきます。
私が好きな前衛は、こちらが何も考えずとも、脳や肉体へダイレクトに訴えかけてくるようなものです。それは視覚的には、写真のマン・レイ、映画のジャン=リュック・ゴダールなど。ゴダールの「勝手にしやがれ」なんて、映画全編、全てのカットが「ゴダールのセレクトによるカッコいいカット」なので、90分間、脳を常に刺激します。
私論ですが、考えながら、聞いたり、観たり、読んだりすることが必要な、所謂、難解な「前衛」と呼ばれる作品は、「考えること」が必要な分だけ、脳を直接刺激せず、時間をかける分だけ、脳がトロくなってしまいそうです。こういうものは「前衛」とは言えないのではないでしょうか。
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担当/大里
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