昨日は福岡市内で福岡古書組合の市会でしたが、前回に続き落札はわずか一箱のみ。70年代のプロ野球雑誌のみでした。最近は市会で全く収穫がない。単に遊びにきてるだけになってしまってる。なんか良い方法考えなければ。
その後日本全国からレコード屋が集合したレコード祭り「SUBSTANCE OF MUSIC vol.16」に行く。皆一心不乱にレコードを探している。凄い。疲れてるし、適当に見ていたが、これじゃ掘り出しもんは出てこないと、頑張ることに。目当ては初期のジャズとエルヴィス・プレスリー、レイ・チャールズ、この3点に絞った。本当はR&B/ブルース、ワールド・ミュージックなんかも見たかったのだが、さすがに全部のコーナーを見る体力がない。歳なのか…。1時間半ほど頑張った結果、購入したのはわずか2枚。
「ルイ・アームストロング1936-38」「グレイテスト・リトル・ジャズ・ロイ・エルドリッジ」。私が大好きなトラッペット奏者二人がはちきれんばかりの音を出し、脂がのった見事な演奏でした。モダンジャズ誕生前夜の明るくパワフルなサウンドです。このようなジャズは残念ながら戦後勢いを失っていきます。昨日購入した瀬川昌久氏の著書「日本ジャズの誕生」によると、戦前のジャズミュージシャンや歌手はアームストロングやエリントン、ベイシー、フレッチャー・ヘンダーソンをお手本にして研究してたようです。過去の遺物としか思われがちな当時のビッグバンドですが、そんなことはなくレコードからは当時の最先端ならではの熱気が凄く伝わってきます。
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