先週は本業?のレコード出張買取がメインです。久留米市で先週から引き続きジャズ・レコード、またご近所の福岡市西区でもジャズ・レコードの買取でした。
個人的にジャズは、今年前半のチャーリー・パーカー、レスター・ヤング辺りのバップへの盛り上がりと、梅雨時期の「ブルー・ノートを全部制覇するキャンペーン(1ヶ月で挫折)」以来、最近はご無沙汰。昨日アート・アンサンブル・シカゴやロフト・ジャズ周辺のフリー・ジャズを聞いたけどイマイチ盛り上がらない。毎年、秋にはキャノンボール・アダレイやドリス・デイの「枯葉」を聞いて、シンミリしていたけど、今年はなんか余裕が無いのか、ゆっくりジャズにひたれない。
手持ちのiTunesでシャッフルしてピンと来たのが、ジャズと同じインストものでも全然ジャンルが違うロカビリー。これはロカビリーになるのかな?エルヴィス・プレスリーのバックで有名なビル・ブラックのビル・ブラックス・コンボ。エルヴィスでの演奏とは違って、R&Bホンカー+オルガン演奏。60年代だから、キング・カーティス初期のインスト演奏のような感じ。エルヴィスの伴奏では、ちょっとエルヴィスのスピードに付いていけない感があったけど、本来はゆったりとしたグルーヴを奏でるベーシストだったのだろう。これは気持ちよいグルーヴだ。調べてみるとギターはソウル・ファンにはお馴染みのアメリカン・サウンド・スタジオのレジー・ヤング。まあ、そう思って聞くと演奏が渋い。オルガンもかなり入っているのでベンチャーズというよりブッカー・T&ザ・MG’sに近い。レーベルはサザン・ソウルの雄「ハイ」。これらの交遊関係からしてエルヴィスとサザン・ソウルは同じメンフィス生まれて、同じ土壌で育ったことがよく分かる。最近エルヴィス・プレスリーがスタックスで録音した編集盤が発売されたが、パーソネルを見ると、アル・ジャクソン、レジー・ヤング、トミー・コグビル、ドナルド・ダック・ダンなどのサザン・ソウルバックメンの蒼々たる面子に、エルヴィスのレギュラー陣、ジェームス・バートン、ロニー・タッドなど、凄い面子のセッションである。アルバムでは「ロックンロール魂」「グッド・タイムズ」になるか。「グッド・タイムズ」の一曲「フィーリン・イン・マイ・ボディ」はエルヴィス・ナンバーでも最もファンキーな一曲で、そう言われるとウィルソン・ピケットが歌ってもおかしくはない。
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