auのCMで使われたスティービー・ワンダー。
聞くものを和ませる美声でありながら、
個性的であるところに、
改めてスーパースターたる者の条件がなんたるかを教えてくれた。
スティービーの歌声は高音ながら苦しさを感じさせない。
昨今の日本の歌手に多いファルセットと称す汚い裏声なんてもちろん不要。
ソウル・シンガーで高音を得意としている歌手はあまり知らない。
中音、低音域で唸りを上げて熱い魂をぶつけるには、
女性、子供のような高音では駄目なのだ。
しかしながらスティービー・ワンダーやマイケル・ジャクソンなど
「モータウン」は、あえて子供達に大人のソウルを歌わせて
「天才少年」として売りに出す。
故・中村とうようが「モータウン」を「黒人音楽を商業主義の染めた最たるもの」
として評価に値しないと記していたことは、
このスティービー・アンド・マイケル商法が証明している。
ただ、これが骨抜きソウルとは言えないどころか国民的歌手に育ったところに、
「モータウン」社長ベリー・ゴーディ・ジュニアの商才だけでは
片付けられない、音楽センスによるところが大きい。
私自身、規模ははるかに小さいが、
他のお店に負けない良質な音楽をセレクトして商売を成しえたい。
そのためには皆様方から、質の高いレコード、CDを買取ることが必要です。
せひ、福岡市、北九州市、福岡県内の皆様、
レコードをお売りになる際は「アッサンブラージュ」をよろしくお願い致します。
福岡、出張買取、日本全国、宅配買取致します。