アホみたいな曲が続く「JAPAN Top50」に
突如ユーロビートとヘヴィメタルとテクノを融合させたオルタナ・ロックが流れてきて、
ハッとした。これはもしかして…
そう、近田春夫大先生も大絶賛して我を忘れた「Fear, and Loathing in Las Vegas」。
かつてバブル期の「恋のブンブンダラー」のようなユーロビートを
レッド・ツェッペリンふうの若者たちが、
KORNのように唸りながらも、
間奏部分ではブルー・チアーやMC5のようにカオスにサイケになっていく。
そこには脈略もなく、ただ格好良いと思われ物をぶち込んでいるも関わらず
スパッと曲は終わる。その潔さとまとめ方のラストがまた抜群なのだ。
これは近田春夫ならずとも他の曲を貶したくなるほど興奮した。
「Fear, and Loathing in Las Vegas」
テリー・ギリアムの「ラスベガスをやっつけろ」の原題だ!
これ以上ないトリップ映画をバンド名に付けるとは、
かなりの知能犯的グループなのか。
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