ローリング・ストーンズ来日だそうです。
最近とんとご無沙汰してましたので、
久しぶりに聞くと、あまりにもレベルが高く、
全ての曲が名演に聞こえます。
無駄がなく、流れ出る音の全てに意味を感じさせ、
キレがあって、余裕がある。野暮なところは全くない。
あうんの呼吸で奏でられるハーモニーは、
タクトひとつで指揮者に操られるオーケストラとは対極で、
ロックを具象化し、象徴するもの全てが揃っている。
何がどうなり完成されたのか。
完成の始まりは1968年の「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」。
ミックやキースが意図的に、メンフィス・ソウルやモダン・ブルースを取り入れ、
うまい具合に仕立て上げた。
渾身の出来映えに、ミック・ジャガーはほくそ笑み
「天下を取った」と確信したのでは。
コツを掴んだら後は転がるだけ。
「ベガーズ・バンケット」にて
アルバム作りもにも手応えを感じた後は、怒濤の名盤ラッシュ。
「レット・イット・ブリード」
「スティッキー・フィンガーズ」
「メイン・ストリートのならずもの」
「ブラック・アンド・ブルー」
「女たち」
軸がブレない強みから、
やりたい放題、好き放題の余裕をかまし、
生まれた王者の風格。
いつまでも若々しいミックの写真を見ました。
笑顔が良いですね。
まさにロックの王様です。
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