昨日は福岡市中央区のジャズ・ライヴ・ハウス「キング・フイッシュ」に、
女性フルート奏者の佐々木優花さんのライヴを聞きに行きました。
出不精な私、普段、ライヴに行くことは滅多にないのですが、
そうさせたのはピアノで大好きな渋谷毅さんが参加していたからです。
そして、ゲストに秋吉敏子の旦那様であるルー・タバキン氏が。
タバキンがメインでジョン・コルトレーンの曲を演奏したのですが、
鬼気迫るフルート・ソロと威圧感のある風貌(まるでイアン・アンダーソンのよう)、
その後に負けず劣らず渋谷さんの熱のあるソロ、
当時、コルトレーンがフリーで前衛バリバリやっていたのを生で観たら、
さぞ、凄かったのだろうと思わせる二人の演奏でした。
いやはや1960年代や1970年代のフリー・ジャズのライヴなんて、
本当に面白かったのだろう。
以前見にいったロックのジャック・ブルースが、
ニューヨークのフリー・ジャズの面々を引き連れて、
凄いフリー演奏した時も感動しました。
アドリブ・ソロによる真剣の果し合いのような演奏に惹かれます。
佐々木さんとタバキン氏の師弟共演のフルート二重奏もとても良い響きでした。
ベース、ギター、ドラムの三方も素晴らしく、熱い演奏でした。
大御所達に囲まれた佐々木さん、緊張感も伝わり、可愛らしかったです。
その後、奇跡的に渋谷さんが真横の席に座って、
お話させていただきました。
渋谷さん「名刺持ってる?」
私「ごめんなさい、持ってないです」
渋谷さん「僕も持ってない」
飄々とした雰囲気と風貌、
とても魅力的なお方でした。
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