今年の最後になるであろう出張買取は、
北九州市八幡西区での1960-70年代のビートルズなどのロックや日本のフォークのCDでした。
今年聞いた新譜ベスト5なんか毎年書いてるけれど、
例年にもまして新譜を聞いていない。
そこで、今年聞いた旧譜も含めたベスト10(順不同)なんかを書いてみたい。
◎渋谷毅&清水武志「TAKESHI meets TAKESHI」
今年は渋谷さんにハマった年でした。ライヴに二回も行きました。
最近私はギル・エヴァンスをよく聞いているのですが、
昨日購入した書籍「瀬川昌久自選著作集」に、
偶然「ギル・エヴァンスを日本で研究していた渋谷毅云々」と書かれてまして、
渋谷さんご自身がクインシー・ジョーンズが好きだとブログに書かれていたことと繋がりました。
私自身も渋谷ファンになったきっかけは作曲家、アレンジャーとしてだし、
この本にはクインシー・ジョーンズについても書かれているのでとても読むのが楽しみです。
そして、このアルバムには名曲「夢の中」「あしたのあしたのまたあした」が収録されています。
二人のピアノがロマンチックにかつテクニカルに絡みます。
清水さんの「Two Little Brown Dogs」も良い曲です。
サックスの武井努さんも盛り上げます。
◎ビートルズ「Meet The Beatles!」
US盤のCDも手に入れたので初めてこのキャピトルUSファーストを聞いてみた。
「抱きしめたい」からはじまるシングル、ファースト、セカンドのいいとこ取り、
ビートルズの勢いを最も表した最高のアルバムじゃないでしょうか。
世界一のバンドの世界一のアルバムに個人的に認定します。
◎エルヴィス・コステロ「スパイク」
ビートルズのソロも聞いて、メンバーと最も息があったのはコステロではないだろうか。
25年ぶりぐらいに聞いたが、彼の多種多様な音楽性の深さをより研究したくなってきた。
◎今村祐司「マリオ」
渋谷毅目当てで買ったら凄く良かった。
加藤嵩之というギタリストの才能にハマった。
◎カン「Flow Motion」
ドイツのプログレ・バンド。今まで聞いたプログレでは最高。
このアルバムではレゲエに接近。面白かった。
◎二階堂和美「にじみ」
21世紀の日本人のアルバムでは最高ではないでしょうか。
演歌調に加え、スローなナンバーとアップなナンバーが際立つ。
◎リンゴ・スター「カントリー・アルバム」
改めて1960年代後半のナッシュビル・サウンドは凄いと感動。
当時のナッシュビル・サウンドの見直しと、
エルヴィス・プレスリーの着眼点の素晴らしさに、
やっぱり凄いと感心しきり。
◎平尾昌晃とオールスターズ・ワゴン「Nippon Rock ‘n’ Roll」
和製ロカビリーの凄さを堪能。
日本盤がなくイギリスからの逆輸入ってのが悲しい。
当時のジャズを振り返るのがブームだがロカビリー・ウエスタン・バンドの再評価を。
◎アート・ペッパー「Art Pepper Meets The Rhythm Section」
このアルバムを通じて「コンテンポラリー」と「ロイ・デュナン」の録音方法に興味を持った。
素晴らしい音。
◎バ・シソコ「Séno」
アフリカ・ギニアのバンド。
YouTubeで初めて見た。
力強さ、リズム感、キレ、バネ、全てにおいてかなわない。
アフリカの凄さを再確認したバンド。
次点
◎明田川荘之とギル・エヴァンスと宮沢昭と10cc。
今、興味がいってる人たちで、これからアルバムを聞きます。
今年も沢山のレコードとCDのお買い上げ・買取ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
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