福岡市南区から当店へ持ち込み(店頭)買取がありました。
ジャズのLPレコード200枚ほどです。
最近、私は黒人のインディペンデント系ジャズにハマっています。
インディでなくても、ファンクなジャズ、
フリー・ジャズでもない、
レア・グルーヴなジャズと言えましょうか。
ゲイリー・バーツ、フィル・ラネリン、ローランド・カーク、
トニー・ウィリアムス、マックス・ローチ、ホレス・シルヴァー、
アンディ・ペイ、チャールズ・トリヴァー、バディ・テリー、
ダグ・カーン、ユセフ・ラティーフ、スタンリー・カウエル、ビリー・ハーパー、
アウェイクニング、オスカー・ブラウン・ジュニア、
マリオン・ブラウン、チャールス・ミンガス、キリがない…。
その他色々なブラックなジャズです。
私が思うにはジョン・コルトレーンのフリー・ジャズと、
エレクトロニック・マイルス・デイビスの行き先がここだと思います。
同時期のソウルやファンクが甘くなっていく時代ですが、
インディペンデント・ジャズはより鋭くなっているかと思います。
明らかに当時のモダン・ジャズとは違うのはリズムです。
より隙間のあるリズムに魂をぶつけるかのごとくソロを吹く。
何とも熱く、クールな世界。
アフリカのフェラ・クティなどに近い気がする。
革新的なミュージシャンや耽美なミュージシャン入り乱れ、
フリー、美しいピアノ・ソロ、世界の民族音楽などを取り入れて、
インディならではの好き放題な世界が展開される。
今の日本のジャズ、中央線ジャズ的な世界、
客が数人でも面白いジャズをやってるような場。
アメリカ・インディではもっと慰めなことも。
「ブラック・ジャズ」レーベルの主催者、ダグ・カーンによると、
ライヴさえやらせてもらえる場がなかったとか
ブルーノート、プレスティジ、リバーサイドをコレクションするのも良いけど、
ジャズをロックのインディーズ界隈と同じように、
「現象・現場」としてとらえて楽しむのが私的には一番面白いです。
やっぱりジャズ・ミュージシャンは演奏が上手いので、ロックより下手なものが少なく、
「ブラック・ミュージック」なので、
掘り出し物がいっぱいあります。
ジャズのレコード、CD、福岡、出張買取、持ち込み(店頭)買取致します。