先日はレコード買取が持ち込みで5件ほどありましたが、
興味深いのは下記2件の買取でした。
ひとつは「渋谷系」「レア・グルーヴ」時代の1990年代前半、
モンド系のサントラ(アルマンド・トロヴァヨーリ)や、
ボサノヴァ、モッズ系のブリティッシュ・ビートなど。
もうひとつの買取は、
ローリング・ストーンズを中心にした1970年代ロック。
ストーンンズはUK盤もありました。
レコードも時代と共に価値が変わります。
ストーンズは当時レコード屋を営んでいた店長さん曰く、
「初来日後は全く売れなくなった」とか。
にわかファンが大量に手放した結果だとか。
レア・グルーヴ系で言うと、私が某大型輸入CDショップで働いていた時、
アイズレー・ブラザーズのCDがまるで新譜のように大量に売れてました。
今、アイズレーのCDは見向きもされません。
(私はいまだに大好きで3枚組を昨日購入したばかりですが)。
ただ、アイズレーの場合は当時、レコードは売れてなかったので、
アナログ・レコードの人気は今も高いです(初期Tネック時代)。
よく聞かれるのが「今、何が一番人気がありますか?」と。
やはり「シティ・ポップ」。
これは全国のレコード屋がそう言うでしょう。
今じゃ高額な山下達郎の「スペイシー」ですが、
約30年前、私は某レコード屋で行われていた、
年に一度の「無料セール」で「無料」で入手しました。
話は変わって、西城秀樹さんが亡くなられました。
(ちなみに私は新聞社に取材されました。昨日、掲載されてたようです)
秀樹はシティ・ポップと真逆の熱いロック・シンガーでした。
秀樹のヤング・マン以降の人気凋落は、
たのきんトリオ、聖子らの可愛い子ちゃんアイドルの台頭だと思います。
スティービー・ワンダーのカバーで坂本龍一編曲による「愛の園」なんて、
良い曲もありましたが…。もう一花咲かせて欲しかったです。残念。
ロック、ソウル、ジャズ、サントラ、ボサノヴァ、
シティ・ポップなど、レコード、CD、
福岡、出張買取、持ち込み・店頭買取、日本全国、宅配買取致します。