今月のヤング・ギターの特集は「プロレス・スーパーギター列伝」。
プロレスと音楽と言えば、入場曲を思い出すが、
私はプロレスの音楽と言えばジャズを思い出す。
ジャズを演奏するものでないので、
よく分からないが、アドリブ合戦、インプロ合戦って、
皆さん、よくやっているのだろうか。
よくジャズがプロレスと似てると、
その昔、村松友視なんかがよく言っていたが、
(山下洋輔とかのフリー・ジャズ)
プロレスで藤原喜明なんかがキレて本気を出すと、
相手がビビって、試合後に謝に来たりとか、
そういう話を聞く。
アントニオ猪木が予定調和を嫌って、
ハプニングを好むといった所に、
昭和プロレスの面白さがあった。
数年前、佐々木優花のライヴで、
ルー・タバキンがフルートを吹いてソロを取っていたところ、
渋谷毅が突如、牙を剥いたかのごとく、鋭いピアノ・ソロを展開した時、
渋谷さんの負けん気というか、なめるんじゃない、
そんな声が聞こえてきそうな、
裏の顔を見たかのようだった。
予定調和のおしゃれなカクテル・ジャズより、
こんな刺激の強いジャズが聞きたいので、
月曜日、坂田明とジム・オルーク観に行きます!
ちなみに、私がプロレスラーだったら入場曲は、
ジェフ・ベックの「スキャッターブレイン」にします。
ジャズのレコード、CD、福岡、出張買取、
持ち込み・店頭買取、日本全国、宅配買取致します。