ゆうメール定形外が8月いっぱいで終了となる。
そこで、送料の値上げと共に販売価格を上げようと思ったが、
僕の大好きなマンボ王、ペレス・プラードや、
ジャズ・ボーカルのペリー・コモなど、
ポピュラー系の古い音楽が高値で売れるはずがない。
だから、やっぱり値下げしない。
この辺も沢山売れてほしい。
ペレス・プラードは過少評価され過ぎだと思う。
彼ほど「ウーッ!」の掛け声がうまい人はいない。
ためて、ためて、ためこんでの「ウーッ!」。
そのためこんでいる間の管楽器のアレンジや、
ジャズの影響による音の響きといい、
これはアメリカ・ラテンならでは、
外から見たエキゾチックの過大なる世界と、
洗練の融合である。
その後、世界的ムーヴメンととなったマンボは歌がうまい人ほど映える。
アメリカではペリー・コモや日本では美空ひばりなど。
それだけ、リズムに乗って流暢に可憐に歌うのが難しいジャンルなのだ。
コモはCMでもお馴染みの「パパはマンボがお好き」。
ひばりは大名曲「お祭りマンボ」、
過激で隠れた名曲「泣き笑いのマンボ」など。
話は戻って、ペレス・プラード楽団のホーン・セクションのキレは凄まじい。
デューク・エリントンやカウント・ベイシーなどの楽団を凌ぐ。
プラード楽団のメンバーは今後探って行く。
いろいろ調べるとスタン・ケントンやディジー・ガレスピーも
かなりマンボには影響受けたらしく、
ガレスピーのキューバ音楽好きはわかるが、
当時、プログレッシヴ・ジャズの最先端を行っていたケントンも、
マンボ好きだとは知らなかった。
何でもごちゃごちゃにして、万華鏡のような音を作るケントンから見ると、
プラードの異世界のマンボはピッタリだったのだろう。
プラードのマンボはブラス・バンドの世界、
タイの音楽、アメリカ西部のロックなど、
思わぬところで影響を感じさせる。
何でもありの世界に深く根付いている。
元祖ワールド・ミュージックの混血音楽の祖として、
ぜひ、再評価されてほしい。
これだけ、ビッグ・バンドをスイングさせるバンマスはいない。
デューク・エリントンと並ぶと言っても過言はない。
当店ではプラードとかスタン・ケントン、
ペリー・コモなんか、よくかけてます。
在庫はいつもあるかどうか分かりませんが、
その辺の古い音楽好きな方は遊びに来て下さい。
もちろん、買取では、渋いキューバやプエルトリコのソンやルンバ、チャチャチャ、
レア・グルーヴ系のサルサ、ラテン、ブーガルーなど買取します。
(インターネットですぐ売れてしまうので店頭に並ぶことは少ないですが)。
ラテン、ワールド・ミュージック、ボサノヴァ、サルサ、ジャズ、
福岡、出張買取、持ち込み・店頭買取、日本全国、宅配買取致します。