昨日は定休日でしたが、買取のお電話沢山いただき、
ありがとうございます。
買取でレコードやCDが次から次へ入荷しますが、
個人的に私の趣味のCD収集も止まりません。
「ストリーミングやダウンロードで聞けば良い」と、
レコード・コレクターを辞めたのですが、
「ストリーミング」はラジオのイメージ、
あるいは、借り物のイメージがして、
ダウンロードは膨大な量を気軽に持ち歩けないことに気づき、
結局はコレクターへの道に戻ってきました。
昨日購入したのは(もちろん買い直し)ブルース。
ロバート・ジョンソン、エルモア・ジェイムス、
ライトニン・ホプキンス、ハウリン・ウルフ。
全てアマゾンでしたが、
これを一旦、アップル・ミュージックで聞いて、
それで気に入ったら買うという方式。
エルモアは女性ジャケのファイア・レーベルの盤。
PヴァインからでたLPレコードをよく買取する。
これが僕の持ってるベストCDと多少ダブる。
でも、音質が圧倒的に上がってる。
彼の歌声が大好きで、何聞いても良い。
それとこれも女性ジャケのハウリン・ウルフ。
これが無茶苦茶安く売られていて、
チェス録音と同時期のRPM録音集。
もう凄い。チェス云々関係ない迫力で、
ウルフはチェスのアルバム購入したばかりだが、
これも購入。もちろん音圧格段にアップ。
ライトニンは「モージョ・ハンド」持ってるが、
これずっと気になっていたのが、国内ライナーが欠けてること。
これだけのアルバムだし、せっかくならきちんとしたものが欲しい。
完全にコレクターです。
しかしながら、ライトニンは渋めのものにハマっていて、
ソニーから出ていたSIW録音。
これ実に渋い。
中村とうようもこれがお気に入りだったらしいが、
どうも店のオーディオで聴くと、
音の分離が気になり、ギターも音圧が弱い。
1994年ぐらいに出たものだから仕方ない。
だから廉価ながら同時期の音圧アップした2枚組を購入。
これだいぶ悩んだけど、残り1枚(これに弱い)だっただけに購入。
気持ちが「モージョ・ハンド」に行けば、
「モージョ・ハンド」も再度購入する予定。
膨大な録音がある人で、サニー・テリーとかとやったライヴも良かったし、
ジャズのプレスティッジから出てる1962年録音もよく聞いた。
今、個人的にはライトニンは静寂の中を「ビン!」と弾くギターと、
吐き捨てるような渋い歌声が魅力だと思ってる。
次はロバート・ジョンソン。
近年のエリック・クラプトンの達人のような演奏と歌声にKOされた僕は、
彼のアイドルであったロバート・ジョンソンを再度聞くに決まってる。
もちろんリマスターされたコンプリート盤。
テイク違いでも味わいが違うのは、
クラプトンがマンネリズムであろうと、聞きこませてしまうのと同じ。
クラプトンも70超えて、ようやくロバート・ジョンソンに近づいたのかも。
ここで大問題。予算はあと1500円。
なんともコーラス・グループにハマってしまった。
ブルースやゴスペル基盤のグループ。
これぞ「黒人のための黒人による音楽」。
白人に全く媚びを売っていないグループが二組いる。
ビリー・ワード&ザ・ドミノスとファイヴ・ロイヤルズ。
散々ブルースを聞いたら、
ドリーミングなドゥワップより俄然こちらが聞きたくなった。
もう、メロディなんてサビなんて何もないような、
どうして、こんなんでコーラスが出来るのか。
それは形を変えたブルースだから?
でもある意味、今のヒップホップがこんな音に近い。
それを受け入れるアメリカ国民の耳も凄い。
二枚買うと赤字になる。
しかし、二枚同時に買わないと納得できない。
これまたマニアならでは。
この二組はキングから出してる。
(ドミノスはフェデラル、ロイヤルズはアポロでも)。
キングはその後ジェイムス・ブラウンと契約する。
後のフェイマス・フレイムズの音楽性に近い気がする。
この二組はファンクの元祖とも言えるかも。
こんな感じの休日でしたが、
良いのか悪いのか分からず、
今日も13時から店で一昨日買ったベンチャーズ5枚分を聞く。
ノーキーのギターとライトニンのギターが同じように聞こえてしまう。
もう、なんかおかしい。
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