チャーリー・パーカーを聞いてハマってしまう。
やはり尖っていて破滅型で、閃き、瞬発力、
天才としかいいようがない。
こういうタイプって次はジョン・コルトレーンなのかな。
ジャイアント・ステップスのころの「シーツ・オブ・サウンド」なんて、
必死にパーカーに追いつこうとする姿が美しく輝いている。
破滅型の尖んがりタイプにハマると、
同時に色々と聞いた
コールマン・ホーキンスの安定感、
エルヴィン・ジョーンズの迫力のあるドラム、
マックス・ローチやオーネット・コールマンの前衛、
これらが全部ハマらない。
チャーリー・パーカーを知りたくて、急いで本を頼んだ。
ロバート・ジョージ・ライズナー著
「チャーリー・パーカーの伝説」が欲しかったけど絶版。
それで植草甚一の「バードとかれの仲間たち」を注文した。
昨日はディープ・パープルの1975年、
オーストリア、グランツでのライブのCDを聞いた。
全てを破壊するようなリッチー・ブラックモアのギターは凶暴で、
音だけに集中できるものだった。
音楽評論家の相倉久人がコルトレーンの死後、
ディープ・パープルのライヴを見て、
ジャズ評論家からロック評論家に変わったのが、
なんとなく分かる気がする。
コルトレーンはパーカーのような天才になれず、
様々なジャズへの前衛を試み、力尽きてしまった。
そんなコルトレーンの苦悩を一撃するかのごとく、
パープルの爆音は脳天に突き刺さったのだろう。
チャーリー・パーカー、何を聞いたかたというと、
ディジー・ガレスピーとの1945年録音。
モダン・ジャズ誕生の瞬間がこれです。
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