長崎市へのジャズ・レコード出張買取と、
福岡市西区の当店へジャズ・レコードの店頭(持ち込み)買取がありました。
店主がハマっているのはチャーリー・パーカーです。
特にディジー・ガレスピーと組んだ1945/1947/1950のライヴ。
とある本に書いてあったけど、
パーカーのようにオフビートであれだけ速く吹ける人はいない。
止まるこのとない流れるようで爆発するようなアドリブ・プレイ。
菊地成孔だったか言ってたが、
「ありがとうございます」の一文を
「この度は心のこもったお手紙を頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
充分にお体に気をつけて、健康にお過ごしください」ぐらいの一文で吹いている。
ジャズ界の詩人である。
さらにもう一人の天才ガレスピーが負けていないほど吹く。
こっちは「サンキュー・ベリー・マッチ!この勝利を私を支えた皆様に捧げます」みたいに、
パーカーが「和」だとしたらガレスピーは「洋」。
相撲で言えば「剛の柏戸、柔の大鵬」(古すぎる)。
ライバルがいたから輝ける。
藤波がいたから長州のハイスパートは誕生した。
だからこそ、長州vs藤波のように、
「パーカーvsガレスピー(バードvsディズ)」
名勝負数え歌となったのだ。
1945/1947/1950年のライヴ、それぞれ面白い。
45年はまさに初期衝動の闘い。
47年は円熟した激闘。
50年はバド・パウエルの乱入(テロリスト藤原喜明のよう)。
いずれも緊張、緊迫、闘いがある。
このパンクのようなビバップ・ジャズが、
どうして、この後、生れなかったのだろうと、
まるで、猪木引退後の平成プロレスを
嘆く気持ちと同じです。
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