最近のお気に入りはチャーリー・パーカーとセックス・ピストルズ。
ジャズとパンクと真逆だが、
初期衝動の勢いとジャンキーな彼らに同じように惹かれる。
所謂モダン・ジャズの始まりはチャーリー・パーカーで間違いない。
あれだけの多様なアドリブ・ソロをフィーチャリングしたのパーカーであり、
また共演したディジー・ガレスピー、ケニー・クラークでもある。
それからジャズはハード・バップとなり、
ファンキー・ジャズとなっていくが、
チャーリー・パーカーがあまりにも凄かったため、
これらも1960年代には意気消沈。
マイルス・デイビスはクール・ジャズを生み出して、
独自のモード奏法などを完成して、電化してなど、独自の道を歩む。
これらに影響されたものはフュージョンに。
ジャズは演奏テクニックに走ることに行き詰まり、
ゴスペルを基礎としたハード・バップに救いを求めるも、
これも単調となり、フリー・ジャズに走る。
そこで生まれたレーベルは「インパルス」。
ジョン・コルトレーンはフリーに。
それからマックス・ローチ。
それと、チャールズ・ミンガス。
この二人はリズム担当だが、
よりアフロ色を強めていき、
そこからスピリチュアル・ジャズやロフト・ジャズへと繋がっていく。
1961年に出したマックス・ローチのリーダー作「Percussion Bitter Sweet」。
これはアフロ色が強いスピリチュアル・ジャズになっている。
これらのアフロ色強い音楽、 クリフォード・ジョーダン、
アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、ユセフ・ラティーフ、
パーカーが作り上げたジャズは究極であり、行き詰まるのは当然で、
自然回帰的に黒人はリズムに移り、
その結果、フォームに拘らない、素晴らしい作品ができたのだと思う。
パンクに戻るが、マルコム・マクラレーンが作ったとしか言いようがない、
このピストルズの「勝手にしやがれ」。
これがアート化していったロックに行き詰まりを感じた先の究極系で、
言ってみればパーカーというよりマイルス的思考なのだが、
ここからパンクはニュー・ウェイヴとしてダブやレゲエなど、
リズムに移って、面白い音楽を作っていく。
いずれのことを考えながら、
チャーリー・パーカーの一連のダイアルとサヴォイ録音と、
マックス・ローチの「Percussion Bitter Sweet」、
セックス ピストルズの「勝手にしやがれ」を頻繁に聞いています。
ジャズやロックなどの面白い音楽のレコード、CDをぜひ、お売りください。
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