福岡市東区でロックやジャズの出張買取がありました。
最近はジャズの買取が多かったので、ジャズをよく聞いていたのですが、
久しぶりにロックの買取で聞きたくなったのがフィル・スペクター。
とりあえず、ヘッドフォンでロネッツを聞いたのだが、
これが凄いのなんの。
一番驚いたのは「ソー・ヤング」。ドゥーワップのカバーで、
ビーチ・ボーイズのカバーでも有名な曲です。
まあ普通にドゥーワップの曲調で進むのですが、
ハル・ブレインのドラムがかなり目立っています。
さて、曲が進んでいくうちにロネッツたちのコーラスも目立ち始め、
ヴェロニカのメインボーカルも情感がこもってきます。
それにつられハル・ブレインのドラムも力強くなってきて、
音がどんどん分厚くなってきます。
そして、極め付けはジャック・ニッチェのアレンジによるストリングス。
これがオーロラのように美しく舞い降りてきます。
そして、サビの部分でボーカル、コーラス、ストリングス、ドラムが一層激しさを増し、
一体化して、頂点を迎えます。
そして、一瞬のうちに「スッ」とまるで、スペクターが指揮を止めるかのごとく、
全ての音が消えます。まるでマジックです。
それから再び曲がはじまり、エンディング部分では
ハル・ブレインのドラムがのたうち回るかのごとく連打され、
大団円を迎えます。
「は〜っ」とため息が出そうな、
ティーンエイジ・ シンフォニーです。
ヘッドフォンで聴くと天にも登る気持ちになります。
ブライアン・ウィルソンもこれを目指してカバーしたのでしょうか。
追伸 お店に行ってスペクターのCDを聞こうと思ったら、
クリスタルズ、ダーレン・ラヴがあって、ロネッツがない!
でもロネッツはネットで買った実績もある。
必死に探すも見つからない。ショック。
レコード・マニアならこの気持ち分かるでしょう。
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