ジャズで最近ハマってるのはピアノ。
バド・パウエルで開眼したのだが、
凄さは彼のアドリブ・プレイとテクニック。
とにかく、やばいほど指が動く。
そして、それが興奮のるつぼに達すると、
「天才」と称される演奏になる。
このバド・パエウルに負けない天才を見つけた。
フィニアス・ニューボーンJr。
特に好きなのがファースト・アルバム「HERE IS PHINEAS」。
バックがオスカー・ペティフォードとケニー・クラークといった、
脇役に徹すると最高の二人のリズム隊をバックに、
リリカルに演奏する姿は「天才登場!」てな感じです。
続いてはコンテンポラリー録音の名盤と称される
「A WORLD OF PIANO」。
これは私が最好きなリズム隊、
フィリー・ジョー・ジョンズと、
ポール・チェンバースの名コンビとのトリオ。
それでいて、コンテポラリー録音なので、
最高級のアコースティック・トリオ演奏の舞台が整っています。
まあ、初期衝動、スリルありで前者の「HERE IS PHINEAS」の方
が瑞々しくて好みなのですが、
まあ、この天才3人なので、じっくり聴くとハマっていくでしょう。
最後にエルヴィン・ジョーンズとレイ・ブラウンのトリオ演奏。
これもコンテポラリーからの「Harlem Blues」。
1969年録音です。
ここでも指が動く動く。
脂が乗ってる演奏が十分聞けます。
元々ブルース畑の出身らしく、
テクニックだけで心に残らない人もいますが、
この人の場合は根っこにブルースがあるだけに、
スロー・ブルースでも実力発揮しています。
またエルヴィンのド迫力ドラムだけで、
ある意味ブラック・ミュージックの醍醐味も味わえるので、
まさに「Harlem Blues」のタイトル通り「ブルース」なアルバムです。
と思いましたが、このアルバム集中力に欠けてる感じがする。
スリルという点で残念ながら私好みではないです。
上記2作品の熱さが感じられないのが残念。
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