福岡は今日から梅雨入り？
湿ってますね。
こういう時はスワンプ・ロックです。
「スージーQ」CCR。
地を這うようなリズムに、ギターがジメジメと動きまくり、
ボーカルもエフェクターかけてたりと、やたら蒸し暑い音楽。
初期CCRはサイケが入ってるのかな。
「スージーQ」はデイル・ホーキンスのオリジナル。
こちらは白人が歌うロカビリーなのですが、
ルイジアナ・ブルース色強いので、もっと黒人的。
ドラムが原始の太鼓のような響きで、
ドラムというよりパーカッションと言った方がピッタリです。
いかにもロカビリーふうの悲鳴が聞こえますが、
これが密林のターザンふうに聞こえます。
ギターはジェームズ・バートン。
ここだけ、エレキの色が強いので、
モダンに聞こえます。
その後のバートンはエルヴィス・プレスリーのバックで大活躍します。
1970年代まで活躍するだけあって、
（1980年代以降もエルヴィス・コステロとやったりしてますが）
ロカビリーやブルースの古い曲でも、良い意味で、浮いています。
ローリング・ストーンズの「スージーQ」ですが、
こちらはスピーディーです。
特に印象が残る感じではありません。
先日は糟屋郡志免町でパンク・レコードの出張買取がありました。
もちろんセックス・ピストルズのレコードもずらりとありましたが、
私が持ってるものにマルコム・マクラレーンのブティック「SEX」で
かかっていた曲を集めたオムニバスCDがあります。
このアルバムにクリエーションの「hrough My Eyes」という曲があります。
1960年代にイギリスで活躍したバンドですが、
レーベルのクリエーションの由来もここからきたとか。
これがガレージでサイケでUSのガレージ・バンドかと思うほど泥臭い。
デビューは1966年。クリームがデビューした年です。
ニュー・ロックの開花した年ですかね。CCRは1968年デビュー。
1966-1968年の混沌とした時代が、この湿っぽく、どんよりした季節に合います。
しかし「Through My Eyes」は
早すぎたヴェルヴェット・アンダーグラウンドって感じで、中毒性があります。
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