大分県から1970年代ロック・レコード、ダンボール3箱分の宅配買取です。
ビートルズ、クイーン、ローリング・ストーンズ、
ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、その他諸々、
ロック黄金期の名盤勢ぞろいでした。
イギリス・ロックが多かったのですが、
ここで、1990年代を代表するイギリスのロック・バンド「オアシス」について。
フィル・スペクターの「クリスマス・ギフト・フォー・ユー」を散々ヘッドフォンで聞いてるが、
鍵を握ってるのは一番低音で延々と唸ってるベース。
どうしても「ウオール・オブ・サウンド」だと上の派手な鳴り物や、
ハル・ブレインのドラムに耳が行く。
その後、ステレオ録音で聞いた1970年代ロックを聞くと「ガッツ」が足りない。
山下達郎が言ってたと思うが「(スペクターの)音の積み重ねはロックのガッツ感を出すため」。
聞いてると、ブルースのライトニン・ホプキンスのような、
シンプルだけど、リズム隊との間の取り方で、重低音に聞こえるような、
そんなブルース感覚が、スペクター・サウンドの根っ子にはある。
このベース音が一番低音で下でグツグツ煮込まれることで、上の料理が引き立つ。
シンプルなブルースに通じる音でありながら、クラシックのようなオーケストラを奏でる。
そのためのシンプル感はモノラルで出す。
そして、起用したのは曲調が派手ではない、エリー・グリーンウィッチ&ジェフ・バリー、
バリー・マン&シンシア・ウェルの楽曲。
ふと、思ったのが、1990年代のオアシス。
彼らの大ヒットした「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」は、
「ウォール・オブ・サウンド」だったと。
オアシスにスペクターの影を見るなんて、
発売されて25年、まさかの発見でした。
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