福岡市中央区や早良区からレコードやCDの買取がありました。
久しぶりにエルヴィス・プレスリーなどのオールディーズの買取がありました。
さてオールディーズといえば、現在ハマっているフィル・スペクター。
今、読んでる伝記本「甦る伝説」では、
ジャズのバーニー・ケッセルに惚れ込んでいたこと、
そして、自身のコーラス・グループ「テディ・ベアーズ」のヒットまで。
いよいよスタジオでの振る舞いが変わってきたところに来ています。
これからニューヨークでしょうか。
リーバー=ストラーとの仕事に行くのでしょう。
この分野での権威、大滝詠一の「ゴー・ゴー・ナイアガラ」での
「フィル・スペクター特集(もちろん古い録音)」では、
クリスタルズの「オン・ブロードウェイ」とドリフターズのオリジナル・ヴァージョンを比較している。
ドリフターズの画期的な所は黒人音楽に大胆にストリングスを入れて、
よりポピュラーに仕上げたことである。
これがフィル・スペクターに多大なる影響を与えた。
フィルにハマって、時代を遡って、
ドリフターズやベン・E・キングの頃のアトランティックの偉大さに改めて気づく。
「ディス・マジック・モーメンツ」の音作りの洗練さは今もって聞いても新しい。
ストリングスで頭から終わりまで構成されている展開がソウルとしてありえないのだが、
隙間隙間にギターがシンプルに奏でられ、凄く洒落ている。
これだけ派手なアレンジながら、
ボーカルとコーラス、リズムは凄く力強い。
リーバー=ストラーの仕事がいかにフィルに影響を与えたのか分かる曲だ。
印象的なギターはバッキー・ピザレリとジョージ・バーンズとジャズ畑の人たち。
ドラムもシェプ・シェパードとR&Bとジャズで名を馳せた人。
そして素晴らしいストリングス・アレンジはダイナ・ワシントンの名盤「縁は異なもの」を
指揮したベルフォード・ヘンドリックスです。
「甦る伝説」はいよいよフィルのNYアトランティックでの仕事に突入する。
そして実は持っていなかったベン・E・キングのソロとドリフターズのCDを注文した。
ジャズ、ロック、ソウル、ブルースの
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