ローリング・ストーンズの「エモーショナル・レスキュー」聞いてると、
ダブ風味なのか、リズムなのか、
とにかくレゲエの影響が強いのではと思い、
店にあったボブ・マーリーの「バビロン・バイ・バス」を聞いてみた。
これがハマった。店で大音量でかけるとさらにハマる。
レゲエの太陽燦々と輝く開放的な部分もありながら、
夜な夜な行われたロック・イベントのようである。
(実際は夜のイベントだったらしい)
ギターが効いている。唸るようなソロも弾く。
このギターはジュニア・マービヴィンなる人。
それとリムズの絡みやホーン・セクション、
もちろんレゲエの裏打ちなんだが、
アンサンブルがとても複雑である。
楽器やコーラスの出し入れが、せわしなくも、よく練られており、
マーリーの声を引き立てている。
これは詳しい人に後で聞いた話だが、
マーリーがイギリスのメジャー・レーベルからアルバムを出すにあたり、
ロックを意識したからだと。
その独特のサウンドとマーリーの力強いボーカルが、
(彼の喉は本当に強い。荒々しく、胸に突き刺すようでいて、
開放的でもある、メッセンジャーとしては最高な声である)
1970年代ロックを聴いていたものにピタリとハマった。
エリック・クラプトンのレゲエ・カバーも有名だが、
ブルースを母体にしたレイドバック感覚と
レゲエのゆったりとしたリズムに、
同様の黒人ルーツを感じたのだと思う。
とにかく、ボブ マーリーのCDをすぐに注文した。
「キャッチ・ア・ファイヤー」「バーニン」
「ライヴ!」「エクソダス」「カヤ」の5枚。
20世紀のカリスマとして世界に名を馳せ、
いまだに影響力を持つジョン・レノンと双璧をなすのもよく分かる。
そこまで人を惹きつけるマーリーにベッタリ、ハマっている。
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