小学3年生の息子の誕生日プレゼントの希望がスイッチのゲームソフト。
私、一番、覚えてるのは小学5年生の時に買ってもらったレコード、
「新日本プロレス・スーパー・ファイターのテーマ」。
これは数あるプロレス・テーマ曲集でも名盤です。
これはCD化されていないのかな。
そう言えば先日プロレス＆ナイアガラ（大滝詠一）マニアの方から、
「プロレスQ」シリーズのCDを買取致しました。
いつか福岡の昭和プロレス・マニアを集めて、
当店主催のイベントをコロナ収束後にする予定です。
参加希望の方はぜひ！
話は戻って「新日本プロレス・スーパー・ファイターのテーマ」を
1曲づつレビューしましょう。
このアルバムは1980年に出されてますので、
ディスコ・ソウル真っ只中。
これを聞いて、黒人音楽が好きになったと言っても過言でありません。
A1「テレビ朝日スポーツ・テーマ」
このアレンジはいずみたく、だそうです。
モスクワ・オリンピックの曲だったような。
まあ、これ以前のマーチふうの
「ワールド・プロレスリングのテーマ」の方が好きだったので、
（この「ワールド・プロレスリングのテーマ」は先日レビュー済みです。）
ちょっと過激なプロレスに似合わないキレイな曲です。
A2「ウェスタン・ラリアート（スタン・ハンセンのテーマ）」
これいつも思うけど、新日本にレンタル復帰した時、
1990年代の「バトル・ライン九州」でかかってたような…。
凄いマニアックな話です。
これは残念ながら「サンライズ」の方に軍配は上がりますが、
これもまあまあの良い曲です。
A3「サーベル・タイガー（タイガー・ジェット・シンのテーマ）」
これは名曲ですね。
全日行って、ピンク・フロイドの「吹けよ風〜」で入場した時はガッカリでした。
曲調はなんでしょう？
ハード・ロックでもなく、フュージョンでもなく、
「狂える猛虎」に合わせてできたオリジナティ溢れる曲じゃないでしょうか。
作曲はシンセサイザーの小久保隆。
環境音楽家らしく、「狂える猛虎」の殺伐とした環境に適した見事な作曲です。
A4「アメリカン・ドリーム（ダスティ・ローデスのテーマ）」
これは超名曲です。
私がディスコ・ソウル・ミュージックが好きなのもこの音楽あってこそ。
BPMがゆったりしていて、なおかつグルーヴ感がある。
作曲の桜庭伸幸さんは「天城越え」などの演歌中心のアレンジャー。
なぜ、こんな名曲ディスコを？
A5「ジャイアント・プレス（アンドレ・ザ・ジャイアントのテーマ）」
アンドレのデカさを体現した名曲です。
「ドン」って音、今、聞いても何の音か分からないが、
多分、シンセでしょう。
逸脱のアレンジです。
A6「ザ・チャレンジャー ビッグ・チャレンジャー（剛竜馬のテーマ）」
これも桜庭伸幸の曲。これはたいした曲でないです。
A7「炎のファイター・（パート1）（アントニオ猪木のテーマ）」
アレンジはシンセで有名な淡海悟郎が担当しています。
まあ、あまりにも有名で、レビューは割愛。
A面はディスコグスに詳しいクレジッットがありましたが、B面はなし。
B1「バックランド・ストレート（ボブ・バックランドのテーマ）」
王者のテーマという感じで特に可もなく不可もなく。
B2「ドラゴン・スープレックス（藤波辰巳のテーマ）」
これもディスコ名曲です。プロレス・ファンにはあまりにも有名で割愛。
B3「ストロング・ハッグ（ストロング小林のテーマ）」
適当に作ったって感じの曲。
小林のパワフルなイメージは感じさせない。
B4「ビューティフル・フライト（木村健吾のテーマ）」
これは良い曲。当時、藤波のライバルで白タイツでさわやかなイメージの木村にピッタリ。
ローデスの曲と同じく桜庭伸幸の曲。
この人ポップスで才能あったと思うのに。
ディスコグスによると復帰後の都はるみにけっこう曲作っている。
B5「パワー・ホール（長州力のテーマ）」
言わずもがな平沢進の名曲。
P-モデル大好きです。
B6「ブルー・インパルス（木戸修のテーマ）」
こっちより、木戸と言えば「ビッグベストテン」の
「ブラック・ライダー」ですかね。
B7「燃えよ荒鷲（坂口征二のテーマ）」
和製ファンクの超名曲。
太鼓とホーンがが鳴り響くこれぞ「和モノ・ファンク」。
これもシンセの淡海悟郎による作曲。
ナンバー2だけに気合入れて作ったのでしょうか。
ブレイクの和太鼓とティンパの響き、ホーンのキレ、
どれをとってもオリジナリティ溢れる名曲です。
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