クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングのレコードが売れたので、
「デジャ・ヴ」を久しぶりに聞きました。
バッファロー・スプリングフィールドのソリッドなロック感覚を、
ニール・ヤングのギターにギリギリ残しながら、
異色な4人によるハーモニーを聞かせる。
カントリー風味も強く、
本当に独特のバンドです。
これが1970年で、「ウェストコースト・ロック」を代表する1976年の名盤、
イーグルス「ホテル・カリフォルニア」の雛形のようなものです。
僕自身は「ウェストコースト・ロック」として意識的に聞いていないですが、
改めて、好きな「バーバンク・サウンド」を除くと、
ドゥービー・ブラザーズぐらいで、
大物バンドはそんなに多くないことに気づきました。
ジャクソン・ブラウンやリンダ・ロンシュタットのように
ソロのアーティストのイメージが強いです。
やっぱり「ウェストコースト・ロック」というと、
「デジャ・ヴ」と「ホテル・カリフォルニア」をイメージしてしまいます。
以前のママス&パパス、バーズなどはフォーク・ロックで、
バッファロー・スプリングフィールドもソリッドなロック・バンドのイメージです。
カントリー色が強く、コーラスを入れながらも、
ロックの渋みも忘れない。
上記2枚がその要素が濃く出ていて、
まさに「ウェストコースト・ロック」の名盤だと思います。
まあ、ジャンル関係なくこの2枚はセンスが溢れており、
あまり「ウェストコースト」云々関係ないかと。
僕にとって「ウェストコースト」は、
ビーチ・ボーイズやサーフィン・ホッドロッド、
サイケデリック、ソフト・ロック、
ジャズの洒落た白人のセンスに凄く共鳴します。
フィル・スペクターは東海岸で修行してるだけあって、
そんなに「ウェストコースト」を感じません。
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