星野源の「うちで踊ろう」が話題ですが、
基本的に「オタク体質」な私は家にいるのはそんなに苦痛ではないです。
まず、一番好きなのが壁に囲まれた音楽「ウォール・オブ・サウンド」こと
フィル・スペクターだし、
同じくらい好きなビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの大名曲
「イン・マイ・ルーム」ももちろん好きだし、
彼らに影響受けた山下達郎プロデュースによる竹内まりやの
「家に帰ろう (マイ・スイート・ホーム) 」も大好きだし、
うちで踊りはしませんが、
小三の息子がなぜか踊るのが大好きで、
EXILEの「Eダンス・アカデミー」で研究して、
運動音痴なのに、なぜかヒップホップ・ダンスだけがうまいので、
それを見ています。
今現在、もちろん外出せずに、レコード、CD聞いて、
研究本を読んだり、ネットで検索したりして、
日々音楽を楽しんでいます。
最近はジャズのチャールス・ミンガスにハマっていましたので、
相倉久人の「ジャズ著作大全」のミンガスの項、読んでいたのですが、
「ジャズは建築物などとは違う。
建築家が思い描いた建築物が完全に思い描いた通りになるのとは違い、
ジャズは即興音楽だけに、
ミュージシャンが思い描いたジャズの形と完成した曲が変わるのは止むを得ない。
その点でミンガスは『直立猿人』などコンセプトを立ち上げるも、
うまく行く時と行かない場合でのギャップが激しく、
難しいことをやってるジレンマが大きい（要約）」
私、個人的にはミンガスはコンポーサーとしてより、
ベース奏者として、リズムに重きを置いた黒人音楽の肉体的な所に魅力を感じます。
昨日聞いた1979年のジョージ・アダムスの
「パラダイス・スペース・シャトル」の解説に
「ミンガスがやっていたことを、
アダムスやデヴィッド・マレイは引き継いでいる」と書かれていましたが、
ミンガスの醸し出されるブラック・パワーと芸術性の融合によるジャズは
「ロフト・ジャズ」に繋がっているのは間違いないです。
（アダムスはミンガス晩年のカーネギーホールのライヴに参加してますし）。
こんな感じで、家にいて、音楽を日々学び、研究し、楽しんでいます。
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