店舗を再開して2日目です。
常連さんをはじめ、
「レコード・プレーヤーを買って、
この店が開くのを待っていた」
という新規のお客さんまで、
多くの方が来て頂き、とても嬉しかったです。
ただ、当店、店内いっぱいにレコードやCD置いてまして、
人が通れるのもやっとですので、
密にならないよう、人数制限かけております。
何卒、ご了承くださいませ。
最近、ナッシュビルの1950年代のオールディーズ、
コニー・フランシス、パッツィー・クライン、
ブレンダ・リー、エルヴィス・プレスリー、
ロイ・オービソンなど聞いていたのですが、
ふと手に取ったベックのインディ時代のCD
「One Foot in the Grave」を聞いたのですが、
これカントリー色がかなり強い。
さらにロックが内包するブルース感覚と、
インディ特有のアシッドで退廃的な雰囲気は、
1950年代から1960年代のナッシュビルからメンフィスの香りがする。
ベックの「Odelay」はサンプリング時代の
ポップでキャッチーな名盤として、大好きだったのですが、
他のイギリスのグループなどと違い、
今も聞けるのはルーツ音楽が根っこにあるから。
かつて中村とうよう氏が、
「ローリング・ストーンズが今でも聞けるのは、
ブルースだからである」と書いていたが、
ベックも同様、特に初期の4枚、
「Mellow Gold」「One Foot in the Grave」
「Odelay」「Mutations」
これらはカリフォルニア生まれの
ベックの内包するカントリー、トラッド感覚と、
黒人音楽の最先端にあるヒップホップと、
フルクサスのメンバーであるアル・ハンセンの元で育った実験性、
これらが融合された根っこの太さから生まれた、
ルーツありきの強い音楽。
だからこそ、今聞いても色褪せない。
21世紀になってから、殆ど聞いていないが、
今日から、その後のアルバムも含め聞いていこうかと思う。
1990年代ロックのレコードの買取大歓迎です。
ロック、ブルース、ソウル、ジャズ、
ワールド・ミュージックなどのルーツ音楽のレコードやCD、
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