福岡の当店へジャズやロックの買取と出張買取が続いてます。

日常生活が徐々に戻りつつあるのでしょうか。
店頭買取と出張買取が続いております。

福岡市中央区にハード・ロックとジャズのレコード出張買取、
店頭にワールド・ミュージックのCDとDVDの持ち込み買取、
ロックやジャズのレコード店頭買取も連日続いております。
引き続きよろしくお願い致します。

当店に来られる常連さんがお好きな菊池成孔。
私は格闘技雑誌「紙プロ」から、その存在を知ったのですが、
その後「東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録・歴史編」
「東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録・キーワード編」
この2冊がジャズ評論としては素晴らしく、
現在、ジャズに関する執筆者としては最も面白い方だと思います。

昔は面白い音楽評論家が沢山いたのですが、
今は菊池さんぐらいですかね。

サブカル方面に絞ると、読むのは菊池成孔のジャズ評論と、
吉田豪の芸能・格闘技関連ぐらいでしょうか。
我が店のある福岡市西区在住の掟ポルシェ氏もなかなか。
掟氏にはあの文体でニュー・ウェイヴ関連の評論集なんて出してほしいです。

話は戻って菊池成孔。
これも余談ですが、氏がマルセル・デュシャンの「レディメイド」について、
どこかで書かれたので、ふと思ったこと。
私の店の屋号は「アッサンブラージュ」で、
お客さんに「アッサンブラージュさん」と言われますが、
「レディメイド」も「アッサンブラージュ」も美術用語なので、
「レディメイドさん」と言われてるようなものなので、
そう考えると、なんか不思議だなと。

あと、今、文章書いてて思ったのは「レディメイド」って知らない人だと、
「メイド喫茶の女性店員」と訳す人もいるだろうな。

全然、脱線してますが、
サブスクでDC/PRGを初めて聞きました。
2007年発売の3枚目の「フランツ・カフカズ・アメリカ」が凄く良い。
電化マイルスのサウンドを細かく輪切りにして、
フレーズを再構築して、もう一度当てはめたかのような、
それこそレディメイドのような新しい作品であり、
けっして電化マイルスのコピーではない今の作品になっています。
さらにマイルスのギル・エヴァンス三部作も同じように、
レディメイドしたかのような感じもあって、
スタイルとしての「モード・マイルス」もあり、
「クール」「モード」「エレクトロ」を集結させ、面白く編集し、
氏の評論の的確さをサウンドにしたかのような感じであり、
書籍を読んでるような、聞き続けることにより、多くの発見がありそうで、
インテリジェンスを刺激します。

これの続編?2015年の「フランツ・カフカのサウスアメリカ」は、
デューク・エリントンを現代に蘇生させたかのような音だと思いました。
マイルスからエリントンへとルーツにどんどん下っている感じです。
ますます菊池氏が研ぎ澄まされていってるように感じます。

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福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。

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