菊池成孔の過去のラジオをYouTubeで聞いていますが、
松尾潔との対談がなかなか面白かったです。
パート2しか聞いていませんので、
パート1を聞かないと肝心なところが分かりませんが、
最近アイズレー・ブラザーズに久しぶりにハマっていましたので、
1990年代を代表するミュージシャン、プロデューサーであるR.ケリー繋がりで、
(彼がプロデュースしたアリーヤの「At your best you are love」は、
アイズレーのカバーです)
1990年代以降のR&B、ヒップホップを振り返りたいと思います。
そんなに頻繁に聞いていたわけではないですが、
まずR&B/ヒップホップでハマったのは、
「ラフェイス」のTLCの「Waterfalls」です。
作ったのはアトランタのオーガナイズド・ノイズでしたかね。
1994年作品で、この辺ぐらいから所謂「変則ビート」な感じが出てきたと思います。
これとDr.ドレーとスヌープ・ドッグのメロウ・ファンク、
こっちの方が遅くて1992〜1993年ですか。
これがずっとずっと続いて今現在のヒップホップに至ってると思います。
個人的にはR&Bと言うよりヒップホップ好きでした。
90年代中頃に売れたバスタ・ライムズやウータン・クランは、
なぜか昔の古いR&Bやブルースを感じさせるものがありました。
適当に聞いていたので、
それこそ松尾潔氏の「松尾潔のメロウな日々」でも買って読んで、
検証したい気がしてきました。
今、思うとバスタの高速ラップと、
ウータンの代わる代わる声にハマっていたのかな。
1990年代終盤から2000年初頭辺りはあまり聞いていなかったですが、
ディスティニー・チャイルドが出てきたのかな。
この辺りから「サブカル」な感じがヒップホップに練りこまれてきたような。
ネプチューンズやティンバランドとか。
その中から生まれたのがミッシー・エリオットです。
彼女の作る変則ビートは究極形でした。
白人ですが、その変則ビート系アヴァンギャルド・ポップの最高傑作は、
ジャスティン・ティンバーレイクの「フューチャー・セックス/ラヴ・サウンズ」でしょう。
これが個人的に1990年代以降R&Bの(黒人じゃないが)ベストかな。
今、次のアルバム「20/20 エクスペリエンス 2/2」聞いてるけど、
これも良いな。ネプチューンズやティンバランド勢揃い。
現代のベンチャーズ?モンキーズ?いやエルヴィス・プレスリー?
それからリル・ウェインが登場してドレイクに至る。
今はもういっぱい出てきて分からないけど、
ミーゴスとかメロウな感じが主流なのかな。
歌手としてはこの時代、最高なのはメアリー・J・ブライジでしょうか。
プロダクションも含め、2000年代後半は神がかっていました。
大雑把過ぎですが、
1950年代から1970年代のR&Bやソウルが素晴らし過ぎるので、
どうしても、そちらを聞く傾向にあります。
また、書籍などを読むと興味が湧くので、
「松尾潔のメロウな日々」購入しよう。
1990年代以降の黒人音楽は買取難しいですが、
1950〜1970年代のソウル/R&B/ブルースは買取致します。
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