昨日はお客さんとレッド ツェッペリンの「永遠の詩(狂熱のライヴ)」の
CDリマスターとリマスター前の聞き比べをしました。
リマスター前は映画「永遠の詩(狂熱のライヴ)」あっての
「レッド・ツェッペリンのライヴとはこういうものですよ」的な
パッケージングされたサントラ的なサウンドであり、
リマスター盤は純粋に音楽として、ジミー・ペイジのギターを味わい、
ロバート・プラントのボーカルを楽しむものだと解釈しました。
個人的にはもちろんリマスター盤ですね。
しかしながらジミー・ペイジのギターは渋いですね。
彼がリフの天才と言われる所以がこのアルバムからひしひしと伝わってきます。
たまたま、その前に聞いていたナット・キング・コール・トリオの
オスカー・ムーアが、ペイジと同じぐらい渋いと、
お客さんとジャンルを超えたギター談義をしてました。
ペイジのギターがプラントのボーカルの隙間をを縫って美しく奏でる時、
ジム・ホールやジャンゴ・ラインハルトと同様のものを感じます。
プラントの存在感溢れる堂々としたボーカル、
ボンゾとジョーンズの鉄壁のリズム隊、
4人で奏でるロックの究極型ですね。
50年以上経ってもこれを超えるバンドが出てこないのが凄い。
ツェッペリンはロックンロールであり、ブルースであり、
ファンクであり、ワールド・ミュージックであり、ジャズでもある。
ルーツあってのハード・ロックは並大抵では揺るぎない、
永遠に耐えうる恒久的なものであります。
ブルースにハマってますが、リフをビシビシと決める感じなのが、
フレディ・キングです。
エリック・クラプトンのブルース・ブレイカーズ時代は、
殆どフレディの完コピに近いものがあります。
流れでクリームも聞いたのですが、
クラプトンの完成はやはり「ブラインド・フェイス」あたりでしょうか。
ジェフ・ベックはバンドとしては物足りない気がします。
ソロで作り上げた「ワイアード」がギターの天才として究極形態でしょうが、
彼の色々な側面が聞ける、CD出始めの頃に発売された
「STAR BOX」なる日本編集のベストがお気に入りです。
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