お客さんと昭和ゴジラの話に時々なる。
それで「ゴジラ対メカゴジラ」のキングシーサーの歌
「ミヤラビの祈り」を40年ぶりぐらいに聞いた。
これ当時、特撮マニアの従兄弟が「ゴジラ・レイト・ショー」で
（昭和50年代後半のゴジラ復活ブームの頃）
「二番まで歌いはじめると、客席は爆笑だった」と言ってたのを思い出す。
それが「ニコニコ動画」で今でもつっこまれていたのは、
昔と今もマニアやオタクの感性は変わらないのだなあと思いました。
あるお客さんからは「ゴジラ対ヘドラ」の「かえせ!太陽を」を勧められました。
この映画、観ていないのですが、サイケ歌謡の傑作と評判は聞いていました。
それでYouTubeで聞くことに。
確かに異様な映像、異様な歌詞、これ、知ってから聞くより、
知らずに突然この曲がかかったらインパクト大でしょう。
「エール」で話題の古関裕而の「モスラの歌」も良いですが、
劇中歌の「インファントの娘」の方が好きです。
こっちの方が古関裕而得意のメロディに近い気がする。
アレンジも古関で、ほのかなストリングスと全編に鳴るパーカッション、
小品ながら名曲です。
映画では確かモスラが船かなんかを襲い鳴き叫ぶ(?)場面と
ショーに出たピーナッツの小美人がシンクロして幻想的な映像だったと思います。
伊福部昭、佐藤勝、古関裕而と昭和のゴジラ音楽はレベル高いです。
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