先日は福岡市南区でジャズ・レコードの出張買取でした。
お客さんがブッカー・リトルのレコードを視聴していましたが、
小さな音で聴いてたら、BGMとして心地よく、
バーやお洒落なラーメン屋なんかでかけるジャズにピッタリでした。
ブッカー・リトルって名前だけはよく聞くけど、聞いたことないと思って聞いていましたが、
ウィキペディア見ていたら、早くして亡くなったとか、エリック・ドルフィーと共演など、
「なんだ、昔ハマったジャズ・レーベルCANDIDでけっこう聞いていた!」と思い出しました。
トランペットの音が瑞々しく、ピカピカに輝くような音、
聞き方によると「進軍ラッパ」のように聞こえます。
だから、小さな音でも生き生きと聞こえるのでしょう。
ウィキによるとリトルの演奏は「歯切れのよいアーティキュレーションや磨き抜かれたトーン、
バランスのよいフレージングが特徴」と書かれています。
※「アーティキュレーション」。
音と音のつながりに様々な強弱や表情をつけることで旋律などを区分すること(ウィキから引用)。
だから聞き手に分かりやすいフレーズと強弱で「進軍ラッパ」のように聞こえたのかも。
CANDIDでのエリック・ドルフィーとの共演作が「アウト・フロント」。
それで今回聞いたのは「TIME」レーベルから出たSAMEタイトル。
スコット・ラファロのベースがうまくワン・ホーンのトランペットをサーポートしていて、
まとまりがあって、聞いてて心地良いです。
1960年の「TIME」でのソロ・アルバムはお洒落トランペット・ジャズのひとつとして、
こちらも夭折した天才トランペッター、クリフォード・ブラウンの
「クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス」と並び称する作品だと思います。
お酒やコーヒーの友にトランペットは良きBGMともなります。
ハードボイルドにジャズを聞きたい方やリラックスしたい方にお勧めです。
ジャズ、ロック、ソウル、ブルースのレコード、CD、
出張買取、店頭(持ち込み)、宅配買取致します。
福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。