最近はお客さんが視聴されたものや、
レコードの再生チェックしたもので、
レコードやCDを自己購入することが多いです。
今まで名前やタイトルだけで、
あまり聞いていなかったようなものが引っかかります。
ウィントン・ケリー「ケリー・ブルー」。
転がるようなケリーの鍵盤さばきでのメロディアスなピアノ、
ナット・アダレイのコルネットも眩いばかり。
トリオ演奏でのベースとドラムの合間を潜る軽快でスムーズなテクニック。
名盤にふさわしいでしょう。
やっぱり名盤って言われるのは名盤なのですかね?
全部が全部そうでもないですが、比率は高いですね。
トニー・ウィリアムス・ライフタイム「エマージェンシー!」。
ロックなのかジャズかといえばロックではないでしょうか。
とにかくジョン・マクラフリンとトニーがスパークして、
その熱量が半端ないです。
そういう音響をトニーは求めていたのではないでしょうか。
ブルースやファンクで作り出したジミヘンの熱量を、
ジャズ畑でトニーがやったんだと。
シュギー・オーティス「インスピレーション・インフォメーション」。
アル・クーパーとのアルバムで、天才ギタリストとして、
R&Bの元祖ジョニー・オーティスの息子として名は知られるも、
ソロ・アルバム聞いてビックリ。
リズム・ボックスを使用した早すぎるクラブ・サウンド的なノリ。
フリー・ソウル・ファンに人気があるのがよく分かります。
どうしてもロックやブルース好きな私のような人間は、
アル・クーパーやジョニー・オーティスの名前で、
ブルース・ギタリストだと先入観がありますので、
こういう出会いは嬉しいです。
テリー・ハフ・アンド・スペシャル・デリヴァリー「ザ・ロンリー・ワン」。
全編ファルセットで歌う甘茶ソウルの究極盤。
時代も近いし、フィリー・ソウルの制作チーム「ギャンブル=ハフ」の
ハフと思ってたら(あれはレオン・ハフ)、
全く違う歌手でした。これも先入観ですね。
でも、こういう出会いが嬉しいです。
モーメンツやホワットノウツ、ファースト・クラス、マンハッタンズなどと同じ
ニュージャージー出身と思ってたらワシントンD.C.出身でした。
ベイビー・フェイス「MTV アンプラグド」。
あまりも売れたベスト・セラーですが、
改めて、エリック・クラプトンも参加してる
セルフ・カバーの「チェンジ・ザ・ワールド」をはじめ、
かの天才ベイビー・フェイスがギターやマイクを片手に超豪華メンバーで、
自らの名曲をやれば、これくらい渋くて完成度の高いライヴができるのだと実感。
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