今日は午前中に福岡市東区へジャズのCDの買取、
午後は店頭買取で粕屋町と福岡市早良区から、
ジャズのレコードとロックのレコードを買取しました。
先日買取したジャズのレコードの状態があまり良くないので、
再生チェックをしてる最中ですが、
ホレス・シルヴァーのブルー・ノートのオリジナル盤です。
「シルヴァーズ・セレナーデ」。
1950年代後半から始まるホレス・シルヴァー・クインテットの頂点となる1963年録音です。
コンビネーションの点ではこのクインテット最強の部類に入るのでは。
トランペットがブルー・ミッチェル。
これがノリノリで良いんですね。
それと好対照にシルヴァーが技巧派テクニックで大人しく弾いていて、
そのバランスが最高です。
ドラムを力強く叩くのはロイ・ブルックス。
昨日、ロイ・デュナンの「コンテンポラリー」レーベルの
アコースティックな録音が素晴らしいと思いましたが、
さすがはヴァン・ゲルダー、
中音域に音を集めて圧を押し出すパワフルな録音は、
これぞファンキー・ジャズ。
オリジナル盤はレコード盤自体が重いのですが、音も重い。
この音圧がブルーノートの魅力なんですね。
これはレコード盤をひっくり返す時の重みと同じく、
CDでは出せない味というか。
ジャズ・コレクターがレコードに魅了される気持ちが分かります。
サックスはジュニア・クック。
B面の一曲目のミッチェルとの二管とホレスのピアノのやりとりが最高です。
これはお酒が進みますね。
ロイ・ブルックスのドラム・ロールもイカします!
その後でヘッドホンで聞くとジーン・テーラーもベースをドクドクと脈打つように奏でています。
1963年のハード・バップも終焉を迎えつつある時ならではの、
非常に熟した名盤です。
またCD自分のコレクションで買いたくなった。
ホレス シルヴァー・クインテットを全部集めたくなる。
毎日にのようにCD買ってる気がする。ヤバい。
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