先日は福岡市中央区のリピーターのお客様から今回4度目の持ち込み・店頭買取で、
ジャズやロック、ソウルのレコード、CDを350枚ほど買取致しました。
マイルス・デイビスがほぼコンプリートに揃えてられておりました。
ありがとうございます。
ジャズではなく、最近はなぜかエアロスミスにハマっています。
エアロスミスってグループ、1970年代にデビューして、
大概、70年代ロック・バンドはピークをデビュー時の70年代に迎えるのですが、
このバンドに限っては1990年代後半から現在までの方が良いという稀有なバンドです。
途中メンバーの脱退などでゴタゴタしていたので、
復活した1990年代以降が良いのは当然かもしれません。
そんなに熱心に聞き込んでるわけではにですが、
他のハード・ロックのバンドに比べて、音が良い。音圧ですね。
「Nine Lives」のプロデューサーはケヴィン・シャーリー。
アイアン・メイデンやミスター・ビッグ、ディープ・パープルなどHR/HMの
プロデュースを数多く手がけております。
僕の好きな「Nine Lives」と「Just Push Play」は
ベテランの大御所プロデューサーのもと、
30年間ものキャリアを持つロック・グループが、
ブルースを基調として、
最新の音で、バラエティ富んだ良い曲を聞かせる。
それがシンプル・イズ・ベストで、大衆に受け入られた。
スティーヴン・タイラーのミック・ジャガーに似たカリスマ性と、
ジョー・ペリーの渋いリフ、
ハード・ロック版ローリング・ストーンズでしょうか。
不良性がありながらも、アメリカンなカラッとしたところがある。
豪快なバラードもありで、
ストーンズのようなマニアックな所が無い分、気軽に聞ける。
朝の10時ぐらい、当店のログハウス調のアメリカンなたたずまいで聞くエアロは気持ち良いです。
ただ、エアロスミスのCDは在庫過剰で買取難しいですが、
1990年代以降のエアロスミスのLPレコードは絶賛買取中です!
日本人アーティスト空山基の描いた「Just Push Play」のジャケはLPで欲しいですね。
21世紀も絶好調のバンドを象徴するようなセクシーで未来的なデザインです。
さらに「GET A GRIP」を改めて聞くと、
ジョーイ・クレイマーのシェイクするリズムと、
ファンキーに叩き込むように歌うタイラーの歌唱に、
ファンクの匂いを感じました。
曲に絡みつくようなペリーのギターも粘っこく、
ディスコ/ファンク期に生まれたバンドらしいと思いました。
このベース・ラインを作るのがトム・ハミルトン。
まさにバンドが一体となってディスコテークな音を奏でるところに、
東海岸生まれの洗練さを感じさせます。
ジャズ、ロック、ソウル、ブルースのレコード、CD、
出張買取、店頭(持ち込み)、宅配買取致します。
福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。