一昨日は福岡市城南区、福岡市南区から、
ジャズのレコード、ロックのレコード、
大量の昭和歌謡曲のシングル盤の買取致しました。
たまたま状態が悪く、ビル・エヴァンス・トリオの再生チェックしていたところ、
3人全体がリズム隊であることに気づきました。
僕はキャノンボールやマイルスなど
黒人とやるエヴァンスのサイドのピアノには随分美しさを感じてましたが、
「美しいピアノ」ってイメージに惑わされてたようで、
白人3人のエヴァンス・トリオにさほど関心はありませんでした。
改めて「サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」を聞くと、
黒人音楽のオフ・ビートで聞くのではなく、
白人的な現代音楽的感覚で作られたリズムをたった3人で作ったトリオ演奏が、
幾何学で複雑かつ実験的だったことが分かったのです。
常連のお客さんが一言「インタープレイの素晴らしさ」と表現してくれました。
話は変わりますが、昨日は定休日でしたので、
家内を天神の美容室に連れていくついでに、暇なのでブラブラしてました。
ジュンク堂行ったら、小さくなっていて、僕の大好きだった大量の音楽コーナーがない。
岩田屋のリブロに行ったら11月で閉店だとか。
出版業界も音楽業界に負けず厳しそうです。
その後、学生時代から通っていた「ジューク・レコード」の下にあった
「風街」に数年ぶりに行って、コーヒーとピラフを食べました。
まだ12時でしたので、目当ての「ジューク・レコード」が13時開店だったので、
親不孝通り辺りを歩いていたら、昔からあったジャズ喫茶「ブラウニー」の看板が目に入りました。
すると昼も営業しているようで、
生まれて初めてジャズ喫茶(ジャズ・バーは何度もあるけど)でコーヒーを飲んできました。
僕は50歳になりますが、すでに学生時代、ジャズ喫茶文化は終わっていました。
リクエストもできたので、巨大なJBLのスピーカーで、
マイルス・デイビスの「スケッチ・オブ・スペイン」を聞かせていただきました。
タイトル通り、そこに巨大なスペインの壁画が現れたかのような音の響きです。
14時になり「ジューク・レコード」に行って、
持っていなかったローリング・ストーンズの「女たち」を購入して帰宅。
ストーンズ今年も新曲出して、
「ハロウィン」ってタイトルで5曲入りEPが配信されています。
最後の曲が「ビースト・オブ・バーデン」のリマスターでして、
それで「女たち」が聞きたくなりました。
久しぶり聞きましたが「ライズ」でのキースとロンのツイン・ギターが
新鮮にかっこよく聞こえました。
本格的にロンが加入して作れれたアルバムで、コンビネーションは冴え渡っています。
ディスコ時代に照準を合わせたアッパーな曲が並んでますが、
ロン・ウッドのギターは、弾き過ぎず、突っ走ることなく、
キースの渋いリズム・ギターと共に、
しっかりと根っこのあるロックンロール・アルバムになっています。
チェスのチャック・ベリーみたいなものですね。
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