先日、福岡市博多区へシティ・ポップなどの
日本のレコードの出張買取に行きました。
松原みきの「真夜中のドア」がYouTube発で海外で大ヒット中とか。
当時「ベストテン・オタク」の小学生だった私ですが、
この曲は調べるとオリコン25位前後だったので、
テレビやラジオのベストテン番組で聞くことはなかったです。
今、聞くと良い歌ですね。
でも、こんなシティ・ポップが流行ってる中、
ベストテンに入っていたのは、
渥美二郎の「夢追い酒」、小林幸子「おもいで酒」、
敏いとうとハッピー&ブルー「よせばいいのに」、
五木ひろしの「幸せさがして」「おまえとふたり」とか。
演歌、最後の時代、それとシティ・ポップ。
1979-1980年の私のリアル・タイム体験では、
五木ひろしがトップの時代だったと思います。
確か「ザ・ベストテン」で「年間ベストテン第1位」を取った時、
久米宏が前口上で「息子さんが友達に『お前のお父さんは1位でない』と言われたけど、
年間ベストテンでは1位を取りました」と紹介してたような思い出があります。
ラジオで好きだったのは「コーセー化粧品 歌謡ベストテン」。
必ずコーセーの洒落たシティ・ポップに乗せたCMで始まります。
それでバカラックのようなメロディのテーマに、
軽快な宮川泰とアシスタントのMCが被ります。
これもYouTubeにあがってますが、土曜の昼間にピッタリです。
印象的なのは1980年の渡辺真知子の「唇よ、熱く君を語れ」がカネボウのCMソングで、
竹内まりやの「不思議なピーチパイ」が資生堂のCMソングで、
同時にベストテンに入ってきて、
宮川泰が「化粧品対決ですね」みたいなこと言ってたような(曖昧)。
YouTubeに渡辺真知子「迷い道」のテレビ番組映像が上がってましたが、
シンガーソングライターなんだけど歌謡曲的な雰囲気が逆に新鮮です。
今、聞いたらポルトガルのファドのような曲ですね。
久保田早紀とか、ちょっと異国情緒が流行ったり、
杉山登志、山口小夜子の資生堂CMとか、
ディスカバー・ジャパンとか、
改めて、ああいう世界が好きだったんだなぁと。
伝説のCMディレクターの杉山登志は大好きでDVDや本も持っています。
今、YouTubeで「夏!CM集」が流れてますが、どれも良いですね。懐かしいです。
矢沢永吉「時間よ止まれ」
ツイスト「燃えろいい女」
山下達郎「愛を描いて –LET’S KISS THE SUN-」
ちなみに僕の山下達郎・初体験はANAのCM「高気圧ガール」でした。
歌謡曲や演歌は基本買取しておりませんが、
シティ・ポップのレコードやCDは買取しております。
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