久しぶりにアメリカのチャート覗いてみると、
1位はなんと若いカントリー男性シンガー。
Morgan Wallen モーガン・ウォレン。
聞いてみると力強い歌声と、ルーツ的なものが入り組んで、
聴きやすいながら、昔のブルースを聞くような、
寂しさを紛らわす酒と女とわずかな希望。
今のコロナ過の世の中では、
田舎のアメリカの白人はこういうのを求めている。
もちろん流行りだけで売れる訳ない。
特徴的な歌声は声質だけで癒され、元気がでる。
そしてトニー・ジョー・ホワイトのような渋さと
ウィリー・ネルソンのような親しみやすい男らしさ、
ギター・ソロはエリック・クラプトン、J.J.ケイル、
演奏にちょっとザ・バンドのようなものも感じた。
アマゾンでCD注文しようとすると売り切れ中。
なんとなく、皆が「渇望」してる気がした。
昨日、Mステで流れてたボカロ出身によるバイラルチャートとか、
ネットの周辺数メートルの日常で満足してるようなものに、
憤りを感じてたところ、モーガン・ウォレンのサウンドは、
安心感を感じずにいられなかった。
そんな小ぢんまりとした世界で満足するんじゃなくて、
世界は広くて、もっと大きいものだと。
そんなスケールの大きさを音楽大国アメリカから感じました。
追伸「Need A Boat」って曲は、
ちょっとNiziUの「Make you happy」に似てる。
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