僕の頭の中に最近ずっと流れてる曲がありまして、
あまり曲名を覚えない僕は探しました。
敬愛するビーチ・ボーイズでした。
正直、マニアとかコレクター的な音の聞き方しないので、
曲名とかアーティスト名を意識して覚えないのですが、
「帯」やらマトリックスやらVAN GELDERマークとか、
仕事柄覚えていってしまったこともあり、
結局、言い方的には「プロとしてのマニア」になった気がします。
ビーチ・ボーイズは私とって特別なのですが、
そんなボーイズでさえ「あの曲なんだっけ?」とか、
「あれ何年に出たっけ?」とかなってしまってます。
さて、その曲とは「Add Some Music To Your Day」です。
この曲かなり好きです。
このタイトルですぐ思い出したのが、
山下達郎のデビュー前の自主制作アルバムタイトルです。
「達郎もこのブラザーから出た隠れたる名曲好きだったんだ」と、
達郎、ビーチ・ボーイズファン歴30年以上で初めて一致しました。
でも、達郎はこのアルバムで「Add Some Music To Your Day」やってないんですね。
アルバムは「サンフラワー」です。
1969年発売で、当時はロックはサイケデリックやハード・ロック一色です。
そんな中、この美しいハーモニー。
いくら出来が良くても、
ベテランのボーイズは一部の熱狂的ファンにしか受けないでしょう。
当時でも、今、CMでかかってるビーチ・ボーイズの弟分のような
スリー・ドッグ・ナイトの「喜びの世界」の大ヒットとかありますが、
過去のグループ、ビーチ・ボーイズより、
新人のスリー・ドッグ・ナイトにファンがつくのは当然です。
Brian Wilson – SMiLE liveが続いてYouTubeから流れてきました。
これ音だけで聞くより、映像が神秘的でいいですね。
出だしから、ヴィブラフォンの響きが更に神秘性を高めます。
そんな中、暗闇からブライアンをはじめ皆がコーラスでハモる。
うちのお客さんでも2人、ブライアンのライヴ観に行った方がおられますが、
どちらも「ワンダー・ミンツ」のコーラスが完璧だったと。
どうも彼らのコーラスには「ブライアンおたく」的な香りを感じて好意を抱いていなかったのですが、
映像で観ると華があって、まるで自伝映画のライヴ映像を観てるよう、
また非常に丁寧に豪華に作られたプロモを観てる感じもあります。
その後1992に出た「Summer in Paradise」が流れてきましたが、
これの一曲目がスライ&ザ・ファミリー・ストーンのカバー「Hot Fun in the Summer Time」。
当時殆ど注目されませんでしたが、
西海岸のベテランたちの才能が集まって作った名曲のカバー。悪いわけがない。
コーラス&サックス&ギターが複雑に絡んで、
ブライアン抜きでも素晴らしい
話は戻りますが、山下達郎の「Add Some Music To Your Day」、
オリジナル盤のレコード、お客さんで持ってる人がいるんですね。
どうやって、見つけたか驚きです!
知ってますが(笑)
こんな感じで音楽マニアというより、音楽好きが集まる店、
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