先日は福岡市の当店へ古賀市から持ち込みで、
プログレ、カンタベリー、ジャーマン・ロック、
和モノを中心とした帯付きレコード200枚程の店頭買取がありました。
非常に嬉しい買取でした。
ありがとうございます。
僕の好きなプログレですが、
やはりソフト・マシーンですね。
1~5は持っています。
最も好きなのはサードからのジャズ路線です。
エルトン・ディーンがいたころですね。
ジャズが好きなので、どうしてもこのフリー・ジャズ期にハマってしまいます。
ジャズとロックの融合といえば、
ハービー・マンも最近買いました。
「ウィスキー・ア・ゴー・ゴーのハービー・マン」。
こちらはジャズから西海岸のアメリカン・ロックに寄ったかのような音です。
南部に接近したアルバムを作ったこともあるハービー・マンですが、
ここでのリズムはジェファーソン・エアプレインや、
クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスのような長尺なロックのようです。
ソフト・マシーンがインテリジェンスなプログレからのジャズへのアプローチに対し、
ハービー・マンの場合はジャズ・ミュージシャンがやる
西海岸ロックへの流行へのアプローチとなっており、
のんびりとした大らかな感じがします。
本来ジャズが持っていたヒップな方向性をロックが受け継いだ形となっています。
ソフト・マシーンの音楽的な挑戦の姿勢は、
本来の意味でのプログレ(進歩的)として最も輝いていた時代であり、
スティーヴ・マーカス、ロイ・エアーズ、ソニー・シャーロック、
ミロスラフ・ヴィトウス、ブルーノ・カー、
といった豪華布陣で演奏されるハービー・マンのグルーヴは素晴らしく、
演奏の面ではソフト・マシーンを凌駕します。
「ロック+ジャズ」が交錯する196-1971年の音楽シーン。
ラテンやアフリカ、インドまでも交わっていたこの時代は混沌として面白いです。
1960-70年代のプログレ、ジャズ、ロック、ラテン、ワールド・ミュージック、和モノなど、
レコード、CD、DVD、福岡、古賀市、
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