福岡市城南区や佐賀県鳥栖市から店頭買取がありました。
主にロック、シティ・ポップなどです。
ここ最近のお気に入りはベンチャーズです。
ベンチャーズは日本のアーティストにかなりの影響を与えています。
細野晴臣及びYMOの買取がありました。
細野氏は確か「YMOはテクノ版ベンチャーズを目指した」なることを言ってたような。
今、聴いている「ベンチャーズ宇宙に行く」などは、
スペース・サウンドの代名詞としてかつて「モンド・ミュージック」などに
取り上げられてたような気がする。
確かにここでのベンチャーズは電子音楽やドラ?のような音を取り入れて、
マーティン・デニーばりのエキゾチック・サウンドを奏でます。
いつもの4人の演奏にプラスして、
様々な楽器を入れているため、
元々パワフルなグルーヴを奏でるベンチャーズですが、
音が必然的にさらに太くなっています。
これは1963年当時全盛を誇ったフィル・スペクターに勝るとも劣らない
スペース・オペラ・ロックです。
ロック・バンドで自由な表現をした先駆け、
コンセプト・アルバムの始まりとも言えます。
とにかく選曲から録音方法まで、
ベンチャーズは自由です。
さらにはノーキー・エドワーズの単独演奏や、
殆どメンバーがいない演奏でも、
「この曲良いからベンチャーズ名義にしない?」とか、
自由過ぎます(笑)。
ロックを体現してますね。
近田春夫氏は自伝によるとベンチャーズのサポート・メンバーとして、
キーボードを弾いたらしいですが、
その演奏力の凄さに舌を巻いたとか。
本日、車で近田氏のプロデュースによるジューシィ・フルーツを聴いていましたが、
沖山優司のソロ・シングル「翔け スペースシャトル コロンビア」が
(エレキポップ歌謡「東京キケン野郎」のB面)。
宇宙的テクノ・ポップで、
ベンチャーズいやトルネイドースかな?
(ジョー・ミークによるトルネイドース・サウンドは
ベンチャーズ+フィル・スペクターになるのか)
オマージュとして最高の出来でした。
今、YouTubeでジューシィ・フルーツの「ジェニーはご機嫌ななめ」が流れてますが、
ここまでライヴが良いとは。
沖山優司のベースが太い、イリヤのギター・ソロが上手い、
見た目といい、最高にかっこいい。さすが近田春夫!
でも、僕は当時、ジューシィより、
ヴィーナスの「キッスは目にして!」の方が好きでした。
コニーの歌声がロックンロールでいてファンキー!
あと、ザ・ピーナッツ繋がりで、
ジューシィが「ふりむかないで」をやってました。
岩谷時子の歌詞がちょっとエッチで、
今のJ-POPの凡庸な歌詞なんかより俄然刺激的です。
シティ・ポップ、1960年代ロック、ジャズ、ブルースなど、
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