再び福岡市早良区で600枚程のCDの出張買取です。
今回は音楽の古本もありました。
買取したものに好きなものが沢山ありすぎて困った買取でした。
ドゥー・ワップ、内田裕也(フラワーズ)、フィル・スペクター、
リー・ヘイゼルウッド、サム・クック、ベンチャーズ、
もう、今、私がハマってる音楽だらけで、
自分の小遣いから、あえて、お金を出して自分で買いました。
戦前ルーツ・ミュージック中心の4枚組「レトロスペクティブ:1925-1950」もあったのですが、
ブルース色の強い音楽にはハマっていないので、これは諦めた。
タイミングですな。
追伸
「レトロスペクティブ:1925-1950」についてレビューが書かれてある
「レコード・コレクターズ1993年1月号(フィル・スペクター特集)」を読んで、
この4枚組にイマイチ、ノれない理由が分かった。
中村とうよう氏が指摘していた通り、
このCDは田舎の音楽に焦点を当てており(主にブルースとカントリー)、
このCDを聞いたとうよう氏が「都会の面白い音楽をやってる編集CDを作ろう」と
思いついて、出来たのが「アメリカン・ミュージックの原点」だろう。
それと他にも問題点として書かれていたのが、
流れに統一感を感じられないこと。
その点、中村とうよう氏の編集してきたレコードやCDは、
曲順に説得力があって、
今のDJがクラブなんかで、かける曲順によって、
面白みが全然違うのと同じで、
「選曲家(DJ)」として、最高の人物であり、
ミュージシャンでなくとも音楽家とも言える元祖DJである。
以上「レトロスペクティブ:1925-1950」を聞いて、
モヤモヤした理由でした。
これ以上自分で購入すると商売になりません。
趣味と仕事の両立で悩む愚かな男である。
良いのか悪いのか。
ぶっちゃげ言うと「ドゥー・ワップBOX、1.2.3」明日から聞くの無茶苦茶楽しみです!
もう酒飲みながら我慢できずに既に聞いてますが(笑)。
お客さんが女性ドゥー・ワップ・グループのシャンテルズのレコードの
桜井ユタカ氏のライナーをお持ちだったので、
読みたかったのですが、時間が無くて断念。
シャンテルズだけであれだけの長文をかける桜井ユタカさん凄い。
レコード・コレクターズも買取がありましたが、
(1980年代のジャズ時代しか金額は付きませんが)
サーフィン・ミュージックの特集と、
中村とうようの「アメリカ音楽の原点」の載ってる号を本日読もうかと。
他にも最近熟読中の中村とうよう「大衆音楽の真実」
「アメリカン・ミュージック再発見」も買取ました。
売主さんがテレビで春の選抜高校野球を熱心に観られてました。
私も大の高校野球ファン。
音楽の趣味が似てると他の趣味も似るのですね。
とても楽しい買取でした。
そう言えば「レコード・コレクターズ」の最新号!
フィル・スペクターの特集、ページ少なかった。
改めて、増刊号を出して下さい!
オールディーズ、ルーツ・ミュージック、ロック、
ジャズ、ブルース、ソウル、R&B、日本のロック、
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