先日は大野城市から福岡市西区の当店へ、
ジャズ・レコード300枚ほどの持ち込み買取がありました。
ジャイヴ・ジャンプ、ビッグ・バンド(マイナー楽団も含む)、
ジャズ・ボーカル、ウォッシュボード・バンド、戦前ブルース、
スリム・ゲイラード、キャブ・キャロウェイ、ルイ・ジョーダンなど、
また、中村とうようの自主レーベルである「スープ」からの
ブラジル音楽やラテンのレコードもありました。
ルーツ・ミュージックや戦前音楽中心で300枚は珍しいです。
中村とうよう好きにはたまらない内容となっております。
今、電気グルーヴのテクノ聞いてる耳から戦前ジャズは遠い世界と思いでしょうが、
エンターテイナーとして、優れたダンス・ミュージックとして共通してます。
中村とうようが石野卓球のことを記した文章がありました。
とうよう著「俗楽礼賛」のリンダ・ルイスの項で、
卓球のリンダ評に対し、
「卓球君もリンダに対して非常に好意的なコメントを寄せている」
みたいなことを書かかれてました。
中村とうようと言えば先日、私が買ったPILのライヴにも言及していました。
東京でのライヴが全く盛り上がっていなかったとか。
ジャズで言えば、中村とうようはウィントン・マルサリスに厳しかったですよね。
マルサリスのスタンダード集、先日聞いてましたが、
ルイ・アームストロングの「ホエン・イッツ・スリーピー・タイム・ダウン・サウス」を
(邦題「南部の夕暮れ」。良いネーミングですね)
サッチモのニューオリンズ・ブルース色の濃いスタイルを下敷きに、
美しい音とテクニックで、見事な演奏を奏でます。
先日聞いたマルサリスと同じく1980年代から活躍したジャズ・ドラマー、
カール・アレンがベーシストのロドニー・ウィテカーと組んだアルバム
「Work to Do」が非常に良かった。
アレンはプロデューサーとしても素晴らしく、
アイズレー・ブラザーズやマーヴィン・ゲイを見事にジャズでカバーしています。
まさに現代のアート・ブレイキーと言われるミュージシャン系プロデューサーです。
ジャズ、ブルース、ジャズ・ボーカル、ジャイヴ・ジャンプ、ロック、
レコード、CD、カセットテープなど、
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