今日はちょっとだけ大野城市から和ジャズやソウルのレコード買取がありました。
さて、何気に聞いたのがCMでお馴染みの「喜びの世界」で、
誰もが聞いたことのある「スリー・ドッグ・ナイト」。
彼らはポップとロックの狭間で、
言葉悪いが中途半端で、
どちらのレコード・ファンにも人気がなく、
安レコードの常連ですが、
ところがどっこい、相当な実力派で、
ビーチ・ボーイズの天才ブライアン・ウィルソンに認められ、
ビーチ・ボーイズの弟分的な扱いをされていただけに、
達者なアレンジ、カール・ウィルソン期のビーチ・ボーイズを彷彿させる、
ロックンロールなコーラス・グループとして非常に優れています。
特にビーチ・ボーイズのブライアンの曲のような、
ポップでいて、しんみりとしたポール・ウィリアムズによる
「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」や、
まるで、格闘家の入場曲にでもなりそうなロックに仕上げた、
ローラ・ニーロの「イーライズ・カミング」。
ニルソンやランディ・ニューマンなどセンスの良いシンガーソングライターの曲を
ロック風味にアレンジすることが大の得意。
圧巻なのは、あのオーティス・レディングをカバーするという神をも恐れぬ大胆さと、
それも演奏もブッカー・T&ザ・MG’sふうに仕上げ、
ダニー・ハットンのボーカルがオーティスに負けない圧巻の歌唱を聴かせる
「トライ・ア・リトル・テンダーネス」。
彼らは良い曲を選ぶし、アレンジもオリジナルに負けていないが、
メンバーの演奏力も優れている。
ギター・ソロも素晴らしいマイケル・アルサップ、
ベース奏者でバンドの要ジョー・シェルミー、
ブラック・フィーリングを醸し出す黒人ドラマー、フロイド・スニードは、
エルヴィス・プレスリーの「ネバー・ビーン・トゥ・スペイン」で、
おかずを叩いて大活躍(エルヴィスがカバーした?)。
さらに「ブラック・アンド・ホワイト」では、
レゲエのリズムを叩いて、ハットンのボーカルも
スカ/ロックステディのマナーにのった見事なジャマイカのりを聴かせます。
ベスト盤しか持っていませんが、アルバム揃えたくなりました。
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