本日は大川市とみやま市にレコードとCDの出張買取でした。
大川市は行ってみるとほぼLDでした。残念。
みやま市はフュージョンが殆どでしたが、
多少モダン・ジャズや帯つきのロック・レコードもありました。
高速道路の車中では大滝詠一のファースト・ソロ・アルバム「大瀧詠一」を聞いてました。
1972年の録音とは思えないロック・サウンドが聞けます。
バックはほぼ「はっぴいえんど」ですので、凄まじい演奏力をバックに、
大滝詠一らしいR&Bやロックンロールを下敷きにしたサウンドがいっぱいです。
ビーチ・ボーイズのようなコーラスの「おもい」、
カントリー・ロックふう「それはぼくぢゃないよ」、
リズム・ボックスを使ったようなドラムが印象的なクールな「指切り」、
ジェームス・ブラウンを思わせるファンキーなチューン「びんぼう」、
スワンプ・ロックのような「五月雨」、
フィル・スペクターによるクリスタルズのほぼカバー「ウララカ」、
エルヴィス・プレスリーの70年代サウンドのような「あつさのせい」、
ラヴィン・スプンフールのようなグッド・タイム・ミュージックの「朝寝坊」
CSN&Yのニール・ヤングのような「水彩画の町」、
ドラムが印象的(松本隆?)な
ポール・マッカートニーふうのストリングスが心地よい「乱れ髪」、
「恋の汽車ポッポ第二部」難しい。あえて言うならリトル・フィートふうかな。
もろエルヴィス・プレスリーの「いかすぜ!この恋」。
「はっぴいえんど」の世界に洋楽ふうの女性コーラスが入って、
さらにオールディーズ要素も隠し味的に入っており、
なんとも不思議な和洋折衷な異様な世界が展開されて正直「変」。
この「変(変態性)」が大滝詠一の魅力だと思います。
こんな大滝詠一のような洋楽サウンドの邦楽のレコードやCD(所謂和モノ)、
1950-1970年代ロックのレコード、CD、ジャズ、ルーツ・ミュージックなど、
福岡県、大川市、みやま市、福岡市、買取致します。