先日は福岡市中央区でジャズ・ボーカルの出張買取が、
100枚ほどレコードでありました。
色々と人生大変なことがあり、
こんな大変な時には何を聞けばよいかお客さんと話しましたが、
「チェット・ベイカー」ではないかとお客さん。
チェット・ベイカーの繊細な歌声と色彩は好きですが、
ジャズ・ボーカリストとしてはビリー・ホリデイも悲しみを最大限に
表現しますが、僕は彼女の明るいテンポの方が好きです。
テディ・ウィルソンと軽快にスイングする演奏が彼女の本領発揮しています。
ある意味落ち込んでる時にヤバいのはジョン・コルトレーン。
彼の命を削ってまで吹いてるかのごとく
「ヴィレッジ・ヴァンガードのライヴ」の鬼気迫る演奏は、
生命力溢れていますが、それも尽きてしまうかのごきサウンドでもあります。
これを「ボーッと」心を無にして聞くといいみたい。
ジャズ以外では、僕にとって最も悲しい音楽は、
やはりビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」に尽きます。
こんなに心にすんなり入ってくる音楽はないです。
あとはフィル・スペクターのロネッツやクリスタルズですかね。
あのまるで心の奥底までエグるかのような奥が深いサウンドから、
その地の底から訴えるかのごとく歌うヴェロニカやダーリン・ラブ。
それを優しく包み込むようなストリングスと魂のドラム。
こんな音を殺人容疑者が作るとは天才となんとかは紙一重なんですね。
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