福岡市早良区からロックのCDの店頭買取(持ち込み買取)がありました。
最初電話でレコードの買取と勝手に思ってまして、
「オアシスがあります」ということでした。
オアシスのレコードは人気があります。
「ぜひ、お待ちしております!」
持ち込まれたのはCDでした。
僕は思わず失礼ながら「あれっ?」って顔になってしまいましたが、
(私が電話口でオアシス=レコードと盛り上がっていたことに反省です。失礼しました)
CDの内容はネオアコの良いところや、
僕の好きなエリック・クラプトンもあります。
そこで査定となりました。
すると「オアシスよくあるCDだろうな~」と思ってたら、
袋の一番底に25枚組シングル・ボックスがあるじゃないですか!
もちろん買取価格はそれなりの高額。
そこで査定金額を提示しまして、ご納得していただきました。
ありがとうございます!
しかし、倉庫から出てきたレコードで、
「こんなのいつ買取したんだろう?」と思うレコードも出てきますね。
マーク・ノップラー、ドクター・ジョン、レナード・コーエンなどの、
2000年代のレコードなんて、
こんな良いもの倉庫に眠らせていたのが、びっくりでした。
さて、話は変わりますが、
店のCDはようやく大滝詠一も「ロンバケ」から「イーチ・タイム」に変わりました。
おっくうで、腰が重いもんで、同じCDを永遠にリピートしてしまいます。
ようやく「イーチ・タイム」の出番です。
最近出た「ロンバケ40周年」の特集本で、
大滝氏と仲よかったオーディオ・ショップ?の方のインタビューがありました。
(立ち読みですので、どういう方かよく分からない)
そこで、大滝氏は「イーチ・タイムは音が良い」的な発言されてましたが、
「恋のナックルボール」のドラムが最高ですね。
特にエンディング部分の連打。野球の応援歌のピークのようホーンとのユニゾン!
(本当に、かっ飛ばせ!松田!みたいな感じ)
調べてみるとドラマーは上原”ユカリ”裕のようです。
先日、常連のお客さんと話していて、
「上原ユウ」と僕が言ったら「上原ユカリ(ゆたか)」でした。
レコード屋のオヤジとして適当な知識の自分が恥ずかしい。
ちなみにセカンドラインふうのドラムが目立つ
「1969年のドラッグレース」も上原のようです。
上原は伊藤銀次の「ごまのはえ」の前はなんと「村八分」にいたそうです。
そして、今、知ったとこですが、私が中学生のころ最も衝撃だった、
(世の中の皆さんがセックス・ピストルズの「勝手にしやがれ」に受けた衝撃レベル)
「紅白歌合戦」での沢田研二の「金賞」をとった「晴れのちBLUE BOY」。
このエキゾチックスのドラマーが上原裕なのです。
「晴れのちBLUE BOY」は所謂アダム・アントなどの「ジャングル・ビート」。
セックス・ピストルズの仕掛け人マルコム・マクレーンが作り上げた最先端です。
それを絶頂期のジュリーが歌うなんて反則的にセクシーです。
このころジュリーは佐野元春のぞっこんだったようで、
内田裕也主催の「ニュー・イヤーズ・ワールド・ロック・フェスティバル」で、
「ヴァニティ・アフェア」は顔をミイラ男のようのように包帯で巻いて、
どんな誰よりもパンクなファッションで歌います。
ぜひ、YouTubeで検索してください。
私のロックの原点ジュリーの「晴れのちBLUE BOY」と、
今、聞いてる、大滝詠一、そして、上原”ユカリ”裕ドラムの山下達郎のシュガー・ベイブ、
変則ビートを叩けるドラマーと、今でいうシティ・ポップの洒落たアレンジ、
これが大好きで、そう考えると上原”ユカリ”裕最高であります。
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