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マイルス・デイビス「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」レビュー。
マイルスのトランペットが非常にシャキッとしている。
ピアノ、ドラム、ベースのリズム隊も歯切れが良く、
全体がまとまっている。
ソロを取るサックスがまたいい味出している。
このアルバムのクレジット見ずに文章書いていますが、
3年ぐらい聞いていなかったので、もう誰か忘れてしまいました。
何年頃のアルバムかも忘れてます(笑)。
とにかく音もよくアンサンブルもよく、
非常に絶好調であり、精神的にも充実した時代のレコードです。
2曲目のバラードも情感溢れる中にも力強く、
堂々としたマイルスのソロが聞かれます。
高音も肺活量ある限りギリギリまで吹いていて、
全力のマイルスで、まるで高校野球のアルプス・スタンドの、
女子高生のブラバンのような一生懸命さを感じます。
3曲目のマイルスのロング・トーンも素晴らしい。
ソロを取るピアノに露払い的な役割を担っており、
ここでの主役はピアノです。
さて、クレジットですが、
ウィントン・ケリー、ポール・チェンンバース、
ハンク・モブレー、ジョン・コルトレーン、ジミー・コブ。
1961年の作品です。
とにかく1曲目のタイトル曲が素晴らしい。
コルトレーンが絶頂期であって良いソロを吹きます。
ケリーのピアノもトリッキーで存在感がある。
あと、あまり評判のよくないハンク・モブレーのソロですが、
モード風味であっても、甘美な曲のこの曲にはオールド・ジャズふうの
温かみのあるソロで、雰囲気作ってると思います。
ギル・エヴァンスの元で学んだ、アレンジ、構成力も影響していて、
マイルス1960年代スタートにふさわしい作品です。
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