山下達郎の30周年盤CD「アルチザン」のを入手しました。
このアルバムは思い出のアルバムで、
私に音楽開眼させた一枚です。
大学1年生、18歳のとき、友人のM君の家に遊びに行きました。
そのレコード棚には「ザ・バンド」「はっぴいえんど」
「ロジャー・ニコルズ」「ヤング・ラスカルズ」など、
当時、所謂ロック名盤などにあまり載ってないバンドやミュージシャンがずらり。
そこで、ようやく知ってる名前が。「山下達郎」。
「えっ!クリスマス・イブが流行ってる歌謡曲の人じゃん?」と。
しかし、その後「シュガー・ベイブ」を聞かされると、
「これ『俺たちひょうきん族』の曲だ!
この洒落た音楽は山下達郎だったのか」。
ようやくM君と接点が。
それから2年後、1991年に山下達郎は「アルチザン」を発売しました。
完璧なアルバムでした。
これだけの才能なので、今まで出たアルバム9枚を一気買い。
でも、一番良かったのは「アルチザン」でした。
現在を生きる現役のミュージシャンを意識している達郎だけに、
最新作が最高作だと、彼の生き方を認識できるアルバムだと思います。
そんな「アルチザン」のリマスター盤ですが、
一緒に発売されたアナログ盤のように丸みをおびた音質で、
当時のデジタル機器のキンキンの音(今聞くとちょっと古い)を
今回はあえて抑えるようにしてる感じです。
リマスターといっても音圧を上げるだけが能ではない。
バラードが多いですが、
ドラムとベースが音が太くなって、
非常に今の達郎の音い近い感じがします。
パンクやらレゲエなんかも現在聞いてますが、
このコロナ禍できつい世の中に、
「さよなら夏の日〜」って歌われると、
非常に癒されます。
「あの30年前に戻りたい」正直そんな感じです。
ちなみに僕が「アルチザン」で一番気になる曲は今、
「グルーヴィン」です。
ラスカルズのこのアルバムはR&Bの色が強い感じから、
崇高な香りがする神秘的な作品になっています。
いずれ感想書きます。
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