ジャニス・ジョプリンの「パール」が気に入ったが、
そういえばカバーしてる
ガーネット・ミムズとかのディープ・ソウルが好きだった。
今日、お客さんがソロモン・バークのCDを買っていかれた。
彼の初期の演奏なんかもカントリー色があったりで、
都会派ディープ・ソウルはサザン・ソウル確立の前だけど、
サザン・ソウルよりカントリー色(田舎ぽさ)があるのは、
レイ・チャールズの影響なのではと思います。
ニューヨークで作られた音楽なんですけどね。
ジェリー・ラゴヴォイやバート・バーンズが手がけた
ディープ・ソウルで有名な歌手では他にハワード・テイトがいます。
実はこの人の曲もジャニス・ジョプリンは「パール」でカバーしています。
ディープ・ソウルはコール&レスポンスのゴスペルが基本にあります。
だから歌声が非常に力強いです。
ジャニスの力強い歌声は彼らを聞き込んでのものだったんでしょう。
ブラック・ミュージックとカントリーの融合と言えば、
エルヴィス・プレスリーです。
先に挙げた黒人側のレイ・チャールズと白人のエルヴィス。
「アイ・ガット・ア・ウーマン」「ホワッド・アイ・セイ」を
エルヴィスはカバーしています。
黒人音楽とカントリーの融合したものがディープ・ソウルだとしたら、
これを繋ぐ役目をしたのがジャニス・ジョプリンの「パール」
ではなかったのでしょうか。
あの時代のロックの情熱はソウルの魂を受け継いでいたのです。
ジミ・ヘンドリックスも同様、
非常にパワフルな身を削るロックン・ソウルは
二人の死で1970年代初頭で終わりを遂げました。
エルヴィスもラスベガスでロックとは無縁のエンターテイナーとして、
ロックの歴史では重要視されていないのは、
1960年代末の「オン・ステージ」で燃え尽きたからだと思っています。
その後のエルヴィスの音楽はルーティーン作業だったのでは。
ただロックだけに囚われずに考えないと。
1970年代エルヴィス音楽そのものは素晴らしい。
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